鹿沼市では4月から本格化する新型コロナウイルスのワクチン接種で、対象となる市民のタクシー代の一部を助成することにしました。このほど事業者への説明会が開かれました。

新型コロナウイルスワクチンの接種は、住民票がある市や町の医療機関や接種会場で行われます。

鹿沼市では、ワクチン接種をスムーズに行ってもらおうと、高齢者や障がい者など接種会場への移動が難しい人を支援することにしました。

65歳以上の高齢者や障がい者、生活保護の受給者に対し、接種会場に向かう際のタクシー料金の一部を助成し、負担を軽くするための取り組みを4月から始めます。

鹿沼市内にはタクシーの事業者などが14社ありますが、接種会場に向かう人がタクシーに乗ってワクチンの接種券を見せると自宅から会場までの片道のタクシー料金から自己負担分の千円を差し引いた金額が助成されます。

支払いは片道千円のみで、ワクチンを1人2回接種するため、会場との往復を考えて1人最大4回まで利用できます。