2月21日に発生した足利市の山林火災について、和泉 聡市長は15日、臨時の会見を開き、鎮火を発表しました。

山林火災は2月21日に市内にある両崖山の山頂付近で発生しました。

一帯をおよそ106ヘクタール焼き一時、305世帯に避難勧告が出ました。

空と地上から消火活動を行いほぼ消し止められたとして今月1日には鎮圧が宣言されました。

その後、4日には再び3カ所で白煙が確認されましたが、地上部隊による残り火の処理や上空からの確認を続け発生から23日目となった15日、最終確認を行った結果、午後3時に鎮火を宣言しました。

出火原因については、現在も調査中で和泉市長はハイキングなどで山に入る際の喫煙を禁止する条例を制定する考えを明らかにしました。

罰則規定を盛り込むことを視野に年内の制定を目指します。

付近のハイキングコースは17日から立ち入り禁止が解除されます。