関東サッカーリーグ1部の栃木シティが建設を進めてきた新しいスタジアムが完成し、そのこけら落としに14日、J2の水戸を迎えトレーニングマッチを行いました。

栃木市岩舟運動公園内に完成したホームスタジアム「シティフットボールステーション」です。

天然芝のピッチとの距離がわずか5メートルと近く、スタンドの収容人数はJ3参入の要件を満たす5000人以上を確保しました。

まずは、JFL昇格、そして、その先のJ3入りを見据えている栃木シティは今シーズン新たに10人の戦力を加えました。

格上のJ2水戸を相手に前半43分、右からの折り返しをFW吉田がゴール正面から鮮やかにゴールを決め新スタジアムの初得点を記録。

後半に入っても攻撃の手を緩めず終盤に大卒ルーキーの古谷が冷静に追加点を上げ2対0で勝利しました。

すべての選手をプロ化して以降、3年連続でJFL昇格を逃しているだけにリーグ優勝は絶対条件。

栃木シティは、来月3日に今シーズン昇格した神奈川県のエスペランサをホームに迎え開幕戦を戦います。