チャンピオンズリーグベスト8進出に貢献をしたMFマルコ・グルイッチ【写真:Getty Images】

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CLユベントス戦でMFグルイッチが示したジェスチャーに海外メディアが注目

 ポルトは現地時間9日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦でユベントスと対戦した。

 延長戦の末、敵地で2-3と敗れるも、合計スコアは4-4でアウェーゴールの差により、ベスト8進出を決めた。そんななか、途中出場のセルビア代表MFマルコ・グルイッチがファウルを受けた際に見せた“チラ見の瞬間”に海外メディアが注目している。

 ホームの第1戦を2-1で勝利していたポルトは第2戦のアウェー戦でも前半19分にMFセルジオ・オリベイラがPKで先制点を奪う。しかし、後半4分、18分と立て続けに失点し、90分間を1-2で終え、延長戦に突入。すると、延長後半10分に再びオリベイラがネットを揺らしアウェーゴールで優位に立つ。同12分に勝ち越しゴールを奪われ2-3で敗れたもののベスト8進出を決めた。

 そんななか、後半45分に途中出場したグルイッチが見せたジェスチャーに海外メディアが注目。相手選手との接触でファウルを獲得した場面、顔面で手を覆いながらピッチで転倒したグルイッチはカメラに映し出された際、手の隙間からチラッと顔を見せ状況を確認し、再び痛がる素振りを見せていた。

 英衛星放送「BTスポーツ」は公式インスタグラムで「マルコ・グルイッチ…これは恥知らずだ」と文章を添え、動画を公開。セルビアメディア「Telegraf」は「時間を稼ぐためのトリックを、世界中のサッカーファンは見逃さずに楽しんだ。セルヒオ・ブスケッツのような演技は必見」と説明している。

 かつてバルセロナのスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツがCLインテル戦で、手で顔を覆いながら転倒した際の“チラ見”が大きな話題を呼んでいたが、海外メディアはリバプールから期限付き移籍で加入しているグルイッチによる当時の再現として注目を寄せていた。(Football ZONE web編集部)