断面もチーズの存在感が強い

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チーズ以外トッピングがないピザを食べたことがあるだろうか。

「ドミノピザ」の「プレーンピザ」にさらにチーズをトッピングすると、満足感の高いピザができる――こんなツイートが、一部で注目を集めた。一体どんなピザができあがるのか。記者も試した。

チーズの味わいを実感

ドミノピザのプレーンピザは、チーズとトマトソースのみがトッピングされている。これを注文する際に、ふっくらとした「パンピザ」の生地を指定し、「ダブルチーズ」と「カマンベール・ミックスチーズ」のトッピングを頼む。これで、もちもちでふかふかな「超濃厚チーズピザ」が届く。ツイートにはこのような内容が書かれていた。

この通りにオーダーし、チーズ以外に何も乗っていないピザを受け取った。パンピザにさらにチーズを盛っただけあって、ボリュームは厚めだ。

早速食べてみると、カマンベールを中心としたチーズの濃厚な味わいが口の中に広がった。厚いチーズとふかふかとした生地が相まって、かみちぎる食感がなんとも楽しい。

チーズ自体が持つ風味の豊かさにも驚いた。一般的なピザにはペパロニやソーセージ、タマネギなどが乗っているので、意識しづらい部分だ。クリーミーなカマンベールも加わり、しっかりとチーズを主役としたピザが成立している。ひたすらチーズを楽しめるピザだ。

メープルシロップやタバスコをかけると

前出のツイートに対しては、他のユーザーからメープルシロップやタバスコをかけての「味変」も推奨されていた。まずメープルシロップを試すと、甘さによってトマトソースの塩味が引き立った。甘さと塩味、そしてチーズの旨味が合わさったリッチな口当たり。

続けてタバスコを振ると、さらに食が進んだ。チーズの濃さにピリリとした刺激が加わり、味に飽きてきたところにはぴったりだ。

増量されたチーズを食べ続けたことで、食後は少し胃が重い。一方、チーズだけのピザを完食できるとは考えもしなかった。少し変わったピザの選択肢として、試す価値のある一品だった。