コロナ禍で生活困窮者が増える中、そうした人々を食の面から支援しようと、16日、宇都宮市のNPO法人が食品の発送作業を行いました。

生活困窮者への支援活動を行っているのはフードバンクうつのみやです。

このNPOでは、寄付で寄せられた食料品を新型コロナウイルスにより生活に困っている人たちに、

これまで定期的に無償で提供してきました

緊急事態宣言により外出の自粛が呼びかけられる中、

今回は、対面して食品を手渡すことが難しくなったため宅配便を活用して届けることにしました。

送る食料品は、市内にある病院の協力により集めたもので、レトルト食品や缶詰などすぐに食べられるものがほとんどです

インターネットで希望者を募ったところ51人から応募がありました。

新型コロナウイルスの感染が国内で広がり始めた去年2月以降、

事務所に寄せられる相談件数が急激に増えたといい、

コロナ禍でアルバイトが出来なくなってしまったという

学生の声も多いということです。