新型コロナウイルスの感染拡大で県内でも成人式の中止や延期が相次ぐ中、益子町では参加者全員にPCR検査を受けてもらったうえで10日、時間を短縮して式典を開きました。  

益子町では町が費用を負担し、式に参加する新成人に事前にPRC検査を実施しました。

全員の陰性が確認され、式典には114人が出席しました。

新成人代表の池田真志さんが「大人として正しい判断をして責任ある行動とりたい。式の後の会食は控えましょう」と述べました。

例年1時間ほど行われる式典は20分ほどに短縮され、会場に入れない家族などはホール外のスクリーンで様子を見守りました。

新成人たちはコロナ禍の中、一生に一度の行事が無事に開かれたことを喜ぶとともに、大人の仲間入りに決意を新たにしていました。