首都圏では8日から緊急事態宣言が出されました。県内でも新型コロナウイルスの感染拡大が続き不安が広がっていますが、県内の多くの小中学校では8日、始業式が行われました。

高根沢町の阿久津中学校では13日間の冬休みが明け、8日から2学期の後期が始まりました。

感染防止のため体育館での式は行わず、図書室で撮影された加藤公博町長などのあいさつがそれぞれの教室のテレビを通して放送されました。

高根沢町では去年の年末から県内で新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受け、町内すべての中学生およそ800人に1人70枚ずつマスクを配りました。

3年生は高校受験も始まり、集団感染の防止、インフルエンザの感染予防に役立ててもらう考えです。

阿久津中学校では部活動の休止の延長を検討しているほか、マスクの着用、健康観察を徹底し、生徒本人、家族、学校関係者から感染者を出さず3年生が安心して受験・卒業できるよう感染予防の意識を高めていくとしています。