「ネット流行語100」2020 年間大賞は「鬼舞辻無惨」(鬼滅の刃)に決定!

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株式会社ドワンゴとピクシブ株式会社は15 日、「ネット流行語100」年間大賞 2020 表彰式を開催し、年間大賞が「鬼舞辻無惨」に決定したことを発表した。
(※鬼舞辻無惨の つじ の漢字はしんにょうの点が1つが正しい表記となる)

2018年のスタート以来、3回目の開催となった「ネット流行語100」では、「ニコニコ大百科」「ピクシブ百科事典」の各単語ページにおけるアクセス数の昨年比の差分にもとづき、今年ネットで最も流行った100単語をノミネート。表彰式では、ランキング形式で発表を行い、大賞のほか、ニコニコ賞とpixiv賞を発表した。

今年の年間大賞に選ばれた「鬼舞辻無惨」は、吾峠呼世晴氏による漫画『鬼滅の刃』の登場人物で、迫力ある最強のラスボスとしてインパクトを残した。同作品は2019年のアニメ化に続き、今年は劇場版公開など2020年の話題を席巻し、今回のノミネート100単語にも19語の関連ワードが選ばれた。昨年の「ネット流行語100」では「鬼滅の刃」がpixiv賞に選ばれており、今年は満を持して大賞を獲得した。第2位には「ツイステ」の愛称で知られる「ツイステッドワンダーランド」がランクインし、第3位は劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』で話題の「煉獄杏寿郎」となった。

ニコニコユーザーによるアンケートで選ばれるニコニコ賞は「たべるんごのうた」に決定。「たべるんごのうた」とは、ゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』に登場するアイドル「辻野あかり」をイメージして動画投稿者により作られた作品で、中毒性のある独特な作品であることから、ニコニコ動画のみならずSNS等でも話題となった。

2019年と比較してpixivに投稿数が増えたタグ(単語)の中から選ぶpixiv賞には「ディズニー ツイステッドワンダーランド」が選ばれた。『ディズニー ツイステッドワンダーランド』とは、原案・メインシナリオ・キャラクターデザインを漫画家・枢やなが担当し、アニプレックスがウォルト・ディズニー・ジャパン協力のもと企画・制作・配信するスマートフォンゲーム。女性ユーザーからの支持が厚く、イラストと並んで小説の投稿が多かったことがpixiv賞の決め手となった。

第1位:「鬼舞辻無惨」
<受賞コメント>集英社 週刊少年ジャンプ編集部

この度は受賞ありがとうございます。鬼舞辻無惨は、鬼滅の刃の中で最強の鬼であり、鬼殺隊や人間たちにとって憎むべき敵の名前です。その無惨の名前が第1位になったというのは、驚きもありますが、それ以上に非常に光栄に感じています。少年漫画にとって、主人公たちに立ちはだかる敵というのは非常に重要な存在で、敵を魅力的に描けるかどうかが、主人公たちを魅力的に描けるかどうかに繋がっていくと感じています。その中で、この言葉が1位になったということは、きっと読者の皆さんに炭治郎たちも魅力的に届き、きっと鬼滅の刃も楽しんでいただけたのだと思っております。
様々な作品がある中、作品にとって非常に重要なキャラクターが1位を受賞させていただけたこと、本当にありがとうございます。


第2位「ツイステッドワンダーランド」
<受賞コメント>『ディズニー ツイステッドワンダーランド』運営一同

この度は、「ネット流行語100」2020において、『ディズニー ツイステッドワンダーランド』関連の単語が数多くノミネート、そして「ツイステッドワンダーランド」が2位を頂きました。非常に高い関心を持って、皆さまにゲームを遊んでいただけていること、運営一同感謝いたします。さらに関連商品も手に取っていただけていることに、重ねて御礼申し上げます。


ニコニコ賞:「たべるんごのうた」
<受賞コメント>投稿者 バチ氏