新米のシーズン到来! もっと知りたい、丸ごと「もち米」大特集
食欲の秋到来!野菜売り場でも、栗やサツマイモ、カボチャやチンゲンサイなど、旬の野菜がたくさん出てきていますね。
その中でも、思わず唾を飲み込むキャッチフレーズが「新米」です。
新米というと、「ササニシキ」や「コシヒカリ」といった、うるち米の印象が強いですが「こがねもち」や「ヒメノモチ」といった、もち米も同様に新米のシーズンを迎えているんですよ。
そこで今回は、ハレノヒに大活躍してくれる「もち米」に焦点を当て美味しく炊く方法やアレンジなど、丸ごともち米大特集をご紹介します!きっとお腹が空いてしまいますよ。
■もち米を美味しく炊く方法とは
お赤飯やおはぎなど、もち米を使うお料理が登場する日は、何だか「特別な日」って感じになりませんか?でも、自分で炊くとなると、芯が残ってしまったり、べちゃっとなってしまったり、難しいのでは?と思われがちですが、ポイントさえ押さえておけば、おうちでも美味しく炊き上げることができます!
ポイント1:洗う際は、もち米が傷つかないように優しく洗う
ポイント2:洗ったあとはザルにあげて水気を切っておく
ポイント3:レシピ通り、水加減をしっかり守ること
もち米は、うるち米に比べて浸水率が早いため、洗ったあと水気を切っておけばそのまま炊くことができます。うるち米にはない、もちもち食感を是非堪能してくださいね。
■最初にマスター!もち米を堪能できる基本のレシピ
もち米は、炊飯器でも美味しく炊くことができるんです。
それでは早速、最初に覚えておきたい、基本のもち米レシピをご紹介します!
お赤飯は難しそうという印象がありますが、炊飯器で簡単に作ることができるんです。
材料は、もち米と小豆(ささげ)だけ。小豆を茹でるコツさえ掴めばおうちで作ることができますよ。
作り方は、小豆やささげを、2、3回茹でこぼし、小豆と茹で汁に分け、茹で汁を空気に触れさせることで煮汁を色鮮やかにさせます。ここまでできたらあとは簡単!
洗ってしばらく置いておいたもち米と、茹で汁を炊飯器に入れ、おこわモードで炊き上げます。
炊き上がったら、分けておいた小豆をサックリと混ぜ合わせ、ゴマ塩を乗せたら完成です。
お赤飯って、ふと無性に食べたくなる時がありませんか?蒸し器がなくても炊飯器でこんなに簡単に作ることができます。おにぎりにしても美味しいですし、何より腹持ちが良いので、秋のお散歩のお供にオススメですよ。
秋が来ると食べたくなるのが「栗ご飯」。うるち米ともち米を半々で炊き上げることで、もっちり食べ応えがある栗ご飯が完成します。栗の甘みをしっかり引き立てるために、ご飯を炊く際に、昆布を忘れずに入れましょう!
ほくほくで美味しい栗ご飯のお供には、同じく秋の味覚、サツマイモと鶏肉を甘く煮た「鶏手羽先のハチミツ煮」、キノコがたっぷり入った「キノコのみそ汁」、同じく旬のチンゲンサイや青菜で作る「青菜のからし和え」などの、旬を意識した献立がオススメですよ。
秋の夜長に、のんびり晩酌しながらいただいてみてくださいね。
こちらも炊飯器を味方につけた、具沢山のおこわレシピ。ゴボウにニンジン、板こんにゃくや油揚げなど、とにかく具沢山なのが嬉しいですよね!
こちらのレシピは、もち米100%で作るので、もちもち感は最高です。
具沢山のおこわなら、あとは旬のカブとカブの葉のお味噌汁や、青菜のお味噌汁を用意して「一汁一菜」献立でもOKです。
忙しい日は、具沢山のおこわがあれば乗り切れます!今週も無理せず、でも頑張らなきゃいけない時は、具沢山の炊き込みおこわを食べてエネルギーもチャージしましょう。
■洋風・中華など、アイデア色々もち米レシピ
もち米は和食の印象が強いですが、洋風や中華、韓国風にもアレンジできるんですよ。
是非覚えておきたい、もち米のアレンジレシピをご紹介します!
何と、もち米を牛乳で炊き上げた具沢山で洋風のおこわレシピ。鶏もも肉から出る旨味を吸ったもち米が、牛乳の力でまろやかテイストに大変身。
とっても優しいお味なので、子供たちから「おかわり!」の声が聞こえてきそうです。
鶏肉の洋風炊き込みご飯のお供には、ビタミンCと食物繊維が豊富な、白菜を練りごまとポン酢で和えた、さっぱり仕立ての白菜ゴマポン酢和えはいかがですか?
炊き込みご飯ができるまでにパパッと作れます。
「R」がつく月は、牡蠣が美味しい季節です。10月Octoberも、まさに牡蠣が美味しい季節!その牡蠣をふんだんに使った炊き込みご飯は、ミルクのような豊潤な牡蠣の旨味と、キムチの辛みでクセになる美味しさです。白米だけでなく、もち米を入れることで、もっちりと美味しい炊き込みになります。
牡蠣の煮汁で炊き込みますが、牡蠣は後から混ぜ込むので、ご飯と牡蠣のジューシーさを一緒に味わうことができますよ。
ひとくち食べてみると「なんて美味しいんでしょう」と思わず口に出てしまう、牡蠣好きにはたまらない一品に仕上がります。
牡蠣とキムチの旨味を存分に味わうために、シンプルですが、奥が深いワカメスープも一緒にいかがですか?
■絶品!覚えておきたい、アイデア溢れるもち米レシピ
もち米を使ったレシピは、まだまだ色々ありますよ!
続いては、なるほど!と早速真似したくなる、もち米で作るアイデアレシピをご紹介したいと思います。
おはぎっておうちで作れるものなの?と半信半疑になってしまうと思いますが、もち米があればおうちで作ることができるんです。
秘密は、炊き上がったもち米を炊飯器の中で、すりこぎなどを使って潰すこと。
あとは市販の粒あんで包めば、あっという間におはぎの完成です!
粒あん以外にも、すりゴマとお砂糖を合わせたゴマ風味、そして王道のきな粉など、お好みで色々楽しめます。春、秋のお彼岸だけでなく、甘いものが食べたい時の自分へのご褒美にも良いですよね。これは絶対真似したい、おうちで作るアイデアもち米レシピです!
韓国料理好きな方に朗報です。鶏肉をしっかり煮込んで作る本格的なサムゲタンも炊飯器で作れちゃいます!
鶏の手羽元から旨味が出るので、炊飯器に入れる前に、手羽元にフォークで穴を開けておくと、鶏の旨味がしっかりでます。使うもち米は80gですが、スープのように頂くので、お水の量は三合まで入れます。レシピ通り水加減をしっかり守ることがポイントですよ。
炊き上がる少し前から、家の中が鶏肉のいい香りにつつまれて、お腹がグーっと鳴ってきます。
韓国料理のサムゲタンには、キムチやナムル、韓国風のチョレギサラダなど、野菜たっぷりの副菜を合わせて、おうちで韓国料理を満喫しちゃいましょう!もちろんお酒はマッコリで決まりです。
レンコン、シイタケ、むきエビも入った肉団子のタネに、もち米をまぶして蒸しあげた、おうち中華が楽しめる本格的なレシピです。
食べ応えがあるので、あとは白菜を甘酢でつけた「ラ―パーツァイ」など、保存が効いて栄養価の高い中華な副菜と合わせると◎。
このレシピをマスターしておけば、おうち中華のバリエーションが広がります!盛り付けや器にも凝って楽しみたい一品です。
■最後に、梅マイスターより梅干しを使ったもち米レシピをご紹介
最後に、梅マイスターより梅干しを使ったもち米レシピをご紹介します。
もち米特有のもちもち食感と梅を組み合わせることで、さっぱり爽やかテイストのおこわを作ることができるんです。
耐熱皿に、しっかり浸水させたもち米とお水、そこに昆布茶とお酒を加え、梅とちりめんじゃこを乗せて電子レンジへ。電子レンジで作ることができるので、レシピの分量を半分にすれば、1人分でも簡単に作れます。もち米のレシピは腹持ちが良いので、おうちにいるけど、リモート会議が立て込んでいて時間がない時には、こちらのレシピを活用していただけると嬉しいです。
いかがだったでしょうか?
もち米のレシピは、なんだかどれもワクワクしてきますよね。
私もこの記事を書きながら、おはぎやお赤飯、そしてサムゲタン…あげてしまうとキリがないですが、とにかくお腹が空きました。
今日はどのレシピを試してみようかな。なんて気持ちで楽しんでいただけたら幸いです。
いよいよ本格的な秋に突入です。風邪にはお気をつけて、毎日笑顔で乗り切りましょう!
(豊島早苗)
その中でも、思わず唾を飲み込むキャッチフレーズが「新米」です。
新米というと、「ササニシキ」や「コシヒカリ」といった、うるち米の印象が強いですが「こがねもち」や「ヒメノモチ」といった、もち米も同様に新米のシーズンを迎えているんですよ。
そこで今回は、ハレノヒに大活躍してくれる「もち米」に焦点を当て美味しく炊く方法やアレンジなど、丸ごともち米大特集をご紹介します!きっとお腹が空いてしまいますよ。
お赤飯やおはぎなど、もち米を使うお料理が登場する日は、何だか「特別な日」って感じになりませんか?でも、自分で炊くとなると、芯が残ってしまったり、べちゃっとなってしまったり、難しいのでは?と思われがちですが、ポイントさえ押さえておけば、おうちでも美味しく炊き上げることができます!
ポイント1:洗う際は、もち米が傷つかないように優しく洗う
ポイント2:洗ったあとはザルにあげて水気を切っておく
ポイント3:レシピ通り、水加減をしっかり守ること
もち米は、うるち米に比べて浸水率が早いため、洗ったあと水気を切っておけばそのまま炊くことができます。うるち米にはない、もちもち食感を是非堪能してくださいね。
■最初にマスター!もち米を堪能できる基本のレシピ
もち米は、炊飯器でも美味しく炊くことができるんです。
それでは早速、最初に覚えておきたい、基本のもち米レシピをご紹介します!
炊飯器で!もちもちお赤飯
出典:E・レシピ
お赤飯は難しそうという印象がありますが、炊飯器で簡単に作ることができるんです。
材料は、もち米と小豆(ささげ)だけ。小豆を茹でるコツさえ掴めばおうちで作ることができますよ。
作り方は、小豆やささげを、2、3回茹でこぼし、小豆と茹で汁に分け、茹で汁を空気に触れさせることで煮汁を色鮮やかにさせます。ここまでできたらあとは簡単!
洗ってしばらく置いておいたもち米と、茹で汁を炊飯器に入れ、おこわモードで炊き上げます。
炊き上がったら、分けておいた小豆をサックリと混ぜ合わせ、ゴマ塩を乗せたら完成です。
お赤飯って、ふと無性に食べたくなる時がありませんか?蒸し器がなくても炊飯器でこんなに簡単に作ることができます。おにぎりにしても美味しいですし、何より腹持ちが良いので、秋のお散歩のお供にオススメですよ。
ほくほく!もち米入り栗ご飯
出典:E・レシピ
秋が来ると食べたくなるのが「栗ご飯」。うるち米ともち米を半々で炊き上げることで、もっちり食べ応えがある栗ご飯が完成します。栗の甘みをしっかり引き立てるために、ご飯を炊く際に、昆布を忘れずに入れましょう!
ほくほくで美味しい栗ご飯のお供には、同じく秋の味覚、サツマイモと鶏肉を甘く煮た「鶏手羽先のハチミツ煮」、キノコがたっぷり入った「キノコのみそ汁」、同じく旬のチンゲンサイや青菜で作る「青菜のからし和え」などの、旬を意識した献立がオススメですよ。
秋の夜長に、のんびり晩酌しながらいただいてみてくださいね。
簡単!モチモチ炊き込みおこわ
出典:E・レシピ
こちらも炊飯器を味方につけた、具沢山のおこわレシピ。ゴボウにニンジン、板こんにゃくや油揚げなど、とにかく具沢山なのが嬉しいですよね!
こちらのレシピは、もち米100%で作るので、もちもち感は最高です。
具沢山のおこわなら、あとは旬のカブとカブの葉のお味噌汁や、青菜のお味噌汁を用意して「一汁一菜」献立でもOKです。
忙しい日は、具沢山のおこわがあれば乗り切れます!今週も無理せず、でも頑張らなきゃいけない時は、具沢山の炊き込みおこわを食べてエネルギーもチャージしましょう。
■洋風・中華など、アイデア色々もち米レシピ
もち米は和食の印象が強いですが、洋風や中華、韓国風にもアレンジできるんですよ。
是非覚えておきたい、もち米のアレンジレシピをご紹介します!
鶏肉の洋風炊き込みご飯
出典:E・レシピ
何と、もち米を牛乳で炊き上げた具沢山で洋風のおこわレシピ。鶏もも肉から出る旨味を吸ったもち米が、牛乳の力でまろやかテイストに大変身。
とっても優しいお味なので、子供たちから「おかわり!」の声が聞こえてきそうです。
鶏肉の洋風炊き込みご飯のお供には、ビタミンCと食物繊維が豊富な、白菜を練りごまとポン酢で和えた、さっぱり仕立ての白菜ゴマポン酢和えはいかがですか?
炊き込みご飯ができるまでにパパッと作れます。
カキのキムチ炊き込みご飯
出典:E・レシピ
「R」がつく月は、牡蠣が美味しい季節です。10月Octoberも、まさに牡蠣が美味しい季節!その牡蠣をふんだんに使った炊き込みご飯は、ミルクのような豊潤な牡蠣の旨味と、キムチの辛みでクセになる美味しさです。白米だけでなく、もち米を入れることで、もっちりと美味しい炊き込みになります。
牡蠣の煮汁で炊き込みますが、牡蠣は後から混ぜ込むので、ご飯と牡蠣のジューシーさを一緒に味わうことができますよ。
ひとくち食べてみると「なんて美味しいんでしょう」と思わず口に出てしまう、牡蠣好きにはたまらない一品に仕上がります。
牡蠣とキムチの旨味を存分に味わうために、シンプルですが、奥が深いワカメスープも一緒にいかがですか?
■絶品!覚えておきたい、アイデア溢れるもち米レシピ
もち米を使ったレシピは、まだまだ色々ありますよ!
続いては、なるほど!と早速真似したくなる、もち米で作るアイデアレシピをご紹介したいと思います。
材料2つで簡単!ぼたもち(おはぎ)
出典:E・レシピ
おはぎっておうちで作れるものなの?と半信半疑になってしまうと思いますが、もち米があればおうちで作ることができるんです。
秘密は、炊き上がったもち米を炊飯器の中で、すりこぎなどを使って潰すこと。
あとは市販の粒あんで包めば、あっという間におはぎの完成です!
粒あん以外にも、すりゴマとお砂糖を合わせたゴマ風味、そして王道のきな粉など、お好みで色々楽しめます。春、秋のお彼岸だけでなく、甘いものが食べたい時の自分へのご褒美にも良いですよね。これは絶対真似したい、おうちで作るアイデアもち米レシピです!
サムゲタン〜鶏のスープ煮込み〜
出典:E・レシピ
韓国料理好きな方に朗報です。鶏肉をしっかり煮込んで作る本格的なサムゲタンも炊飯器で作れちゃいます!
鶏の手羽元から旨味が出るので、炊飯器に入れる前に、手羽元にフォークで穴を開けておくと、鶏の旨味がしっかりでます。使うもち米は80gですが、スープのように頂くので、お水の量は三合まで入れます。レシピ通り水加減をしっかり守ることがポイントですよ。
炊き上がる少し前から、家の中が鶏肉のいい香りにつつまれて、お腹がグーっと鳴ってきます。
韓国料理のサムゲタンには、キムチやナムル、韓国風のチョレギサラダなど、野菜たっぷりの副菜を合わせて、おうちで韓国料理を満喫しちゃいましょう!もちろんお酒はマッコリで決まりです。
蒸し米エビ入り肉団子
出典:E・レシピ
レンコン、シイタケ、むきエビも入った肉団子のタネに、もち米をまぶして蒸しあげた、おうち中華が楽しめる本格的なレシピです。
食べ応えがあるので、あとは白菜を甘酢でつけた「ラ―パーツァイ」など、保存が効いて栄養価の高い中華な副菜と合わせると◎。
このレシピをマスターしておけば、おうち中華のバリエーションが広がります!盛り付けや器にも凝って楽しみたい一品です。
■最後に、梅マイスターより梅干しを使ったもち米レシピをご紹介
最後に、梅マイスターより梅干しを使ったもち米レシピをご紹介します。
梅ジャコレンジおこわ
出典:E・レシピ
もち米特有のもちもち食感と梅を組み合わせることで、さっぱり爽やかテイストのおこわを作ることができるんです。
耐熱皿に、しっかり浸水させたもち米とお水、そこに昆布茶とお酒を加え、梅とちりめんじゃこを乗せて電子レンジへ。電子レンジで作ることができるので、レシピの分量を半分にすれば、1人分でも簡単に作れます。もち米のレシピは腹持ちが良いので、おうちにいるけど、リモート会議が立て込んでいて時間がない時には、こちらのレシピを活用していただけると嬉しいです。
いかがだったでしょうか?
もち米のレシピは、なんだかどれもワクワクしてきますよね。
私もこの記事を書きながら、おはぎやお赤飯、そしてサムゲタン…あげてしまうとキリがないですが、とにかくお腹が空きました。
今日はどのレシピを試してみようかな。なんて気持ちで楽しんでいただけたら幸いです。
いよいよ本格的な秋に突入です。風邪にはお気をつけて、毎日笑顔で乗り切りましょう!
(豊島早苗)