エンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

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19日の紅白戦は5回5安打0封、米評価「日曜のオオタニは仕上がっていた」

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地エンゼルスタジアムで行われた紅白戦で先発。5回5安打無失点、4四球の内容だった。今季は毎週日曜日の登板が予想されている二刀流だが、“サンデー・オオタニ”に米メディアも期待しているようだ。

 今季の紅白戦3度目の登板となった大谷。前回登板の13日(同14日)は4回途中2安打1失点、5四死球を与える投球だったが、この日は6奪三振をマークし、無失点で終えた。大谷は2018年10月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、昨年は野手に専念。リハビリを乗り越えた今季は、毎週日曜日の登板が予想されている。

 ロサンゼルス地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のエンゼルス番記者、ジェフ・フレッチャー氏は自身のツイッターを更新。「月曜日に試合の無い日が3回あるので、オオタニが日曜に投げるのは最も理に適っている」と、登板翌日に休養日が多いことが二刀流にとって好都合であることを指摘している。

 また、MLB公式サイトのエンゼルス番のレット・ボリンジャー記者は「今季、日曜はオオタニの日になる」との見出しの記事で大谷について言及している。

 記事では「日曜のオオタニは仕上がっていた」と評価。4四球を与えたことについては「彼のコントロールに関してはまだ調整段階だが、これはチームメイトの打者に当てたくはないという意識があったという」と、打者に気を使いながらの投球であったことを伝えている。

 開幕3戦目の26日(同27日)、アスレチックス戦で復帰登板を果たす見込みとされている大谷。今季は日曜日のマウンドで、復活の躍動を見せてほしい。(THE ANSWER編集部)