道路族が嫌...(画像はイメージ)

写真拡大

外で元気いっぱいに遊ぶ子供達を見ると微笑ましいと思うことしばしば。だが、遊ぶ場所が自宅の目の前で、それが昼夜を問わず続くとしたら......向ける眼差しは一変するかもしれない。

千葉県に暮らす主婦のFさん(30代女性)から、Jタウンネット編集部に一通のメールが寄せられた。彼女は、近所に住む子供が道路で遊ぶことと、その遊びを注意しない親にストレスを感じているという。

子供がいないという彼女は遊ぶ子供を黙認し、放置する親の気持ちもまた、わからないと話す。

「子供のいる親や家族の気持ちはわかりません。だからと言って、他人に迷惑をかけてはいけないという常識は共通していると思います」(Fさん)

なぜ、私たちが我慢し続けなければならないのか――。彼女のストレスフルな日々を覗いてみよう。

道路族の言い分とは


道路族が嫌...(画像はイメージ)

千葉県に住む30代の主婦です。

私は結婚6年目、30代の主人とふたり暮らしです。数年前に現在の住まいに越してきました。

建売住宅で、道幅2メートルほどの私道を挟んで4軒ずつ、玄関が向かい合わせの立地です。子供がいない家庭は私たちともう一軒で、賑やかな環境です。

基本的に近所付き合いは問題ないのですが、子供たちの遊びに関して不満があります。

子供たちは平日の夕方や土曜、外で遊ぶことが多く、ちょうどその時間は私が家にいることが多いのです。そのため、子供たちの様子を窓から観察しています。

よく見ているのが、向かいのTさん家族と2軒隣のBさん家族です。

まず、Tさんの家族構成は両親と小学2年生の長女をはじめ、2女2男の6人家族です。

子供たちによって、我が家の壁にボールを当てられました。また車の下にボールをくぐらされることを不快に感じていたので、日時は定かではありませんが、奥さんにはボール遊びを控えていただくようお話をしたことがあります。

近所に遊び場がなく、できれば目の行き届く場所で遊んでほしいとのことで、私も理解できました。

しかしここ数か月間、コロナの自粛生活などもあり、ご主人が在宅する時間も多くなったことで、子供たちと遊ぶ時間が増え、ボール遊びの種類も多様になりました...。私たちのストレスが増すばかりです。

サッカーやバスケット、キャッチボール、たまにフリスビー。壁どころか、玄関の扉に野球ボールが当たったり、自転車や車にサッカーボールが当たったり...。

気付いていないと思っているのか、これくらいなんてことないと思っているのか、これまで一度も謝罪の言葉はありません。

この前は、早朝の6時台からサッカーのパス練習を始め、その音で私の主人も眠れなくなってしまいました。

自治会長に要望書を送るも...

続いて、Bさん一家の問題点をお話します。家族構成は両親、祖母、小学3年生の長男、2年生の長女の5人家族です。

問題は長男です。小学校にあがる前、敷地内に勝手に入ってきて花壇やウッドデッキにのぼったり、植木鉢にサッカーボールを当てたりします。

花壇にのぼっていた時と、植木鉢を倒された時はさすがに注意をしました。

現在は近所の子供たちとボール遊びをせず、私たちの玄関の前ではなく、Bさん宅の前で遊ぶことが多くなりました。ですが、ボールの音がするだけでストレスに感じています。

コロナの影響で自治会もなく、学校も休校になって2か月ほどたったゴールデンウィーク中のこと。私は、自治会長に

「加害者も被害者も嫌な思いをする。私道での遊び方のルールを作ってほしい」

という旨を書面で要望にして、伝えましたがリアクションはありませんでした。

私には子供がいないので、子供のいる親や家族の気持ちはわかりません。だからと言って、他人に迷惑をかけてはいけないという常識は共通していると思います。

迷惑行為をしている子供を黙認し、放置している親の気持ちもわかりません。

子供たちの声、ボールが道路に当たる音が聞こえると、また始まる...、という不安や、時には怒りさえおぼえます。

なぜ、私たちがストレスを感じ、我慢しなければいけないのか。この先何年も関わっていくことになるので、何かいい方法がないものかと日々考えています。

子供たちが大きくなるのを待つしか...、ないのでしょうか。逆に私たちが気にし過ぎなのでしょうか。諦めるしかないものかと思ったりもします。

あなたの「ご近所トラブル」投稿、募集します

Jタウンネットでは、あなたや周囲の人が遭遇した「ご近所トラブル」体験談を募集しています。

メール(toko@j-town.net)もしくは公式ツイッターのダイレクトメッセージで、具体的なエピソード(500文字〜)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※なお本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)