中国のポータルサイトに「セルビア人はどうやって中国と日本の観光客を見分けているのか」とする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 中国のポータルサイト・百度に15日、「セルビア人はどうやって中国と日本の観光客を見分けているのか」とする記事が掲載された。

 記事は、セルビアが欧州で初めて中国に対してノービザ渡航待遇を与えた国であり、中国人観光客は同国において大切に扱われていると紹介。現地の人は中国人観光客に親切にし、その到来を歓迎しているした上で、現地人が中国人と日本人を区別する方法を3点挙げている。

 最初は、写真を撮る時のポーズだ。中国人観光客は周囲の事物に対して大いに興味を持ち、至るところで写真を撮影すると紹介。現地人を巻き込んで一緒に写真を撮るほか、さまざまなポーズでカメラに収まろうとするため、あまりこのようなことをしない日本人観光客と見分けがつくのだとした。

 次に、中国語であいさつをした時の反応である。セルビアの商人は中国人を呼び込むために、アジア系の観光客に中国語で話しかけるとし、その際、驚きを覚えながら熱心に返答するのが中国人で、分からないといった表情をした後に愛想笑いをしたり、英語で意味を聞いてくるのが日本人だと伝えた。

 そして最後は、買い物をする様子の違いを挙げている。中国人観光客は大小さまざまな買い物を袋を持ち歩き、トランクのサイズが大きいうえ数も多いほか、高いテンションで買い物をすると説明する一方、日本人観光客は買い物リストを静かにチェックして、お目当ての商品をサッと探しに行くとしている。

 記事は、セルビア人にとっては同じ東アジアの日本人も中国人も同じような容姿に見えるとした上で、「その見分け方のコツを心得ているのは、聡明と言わざるを得ない」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)