青森松竹アムゼ&シネマヴィレッジ8、29日から営業再開へ
青森県の映画館・青森松竹アムゼ(青森市)とシネマヴィレッジ8(つがる市)が、5月29日から営業を再開する。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて営業を休止していた両劇場。営業再開にあたって、消毒液をチケット売り場前とコンセッション売り場前に設置するほか、スタッフの健康管理やマスクの着用を実施し、館内の椅子やドアの手すりといった共有部を入れ替えごとに消毒、館内空調の常時換気に加え、上映後は全ての扉を開けて換気する。
さらに、チケットカウンターとコンセッション売り場には飛沫防止のビニールカーテンを設置し、間隔確保のために使用不可の座席を明示する(座席稼働率は30%程度となる見通し)など、感染症対策を十分に行った上で営業する。
再開初日となる5月29日〜6月4日の期間、青森松竹アムゼでは『天気の子』『エクストリーム・ジョブ』『劇場版 声優男子ですが・・・? 〜これからの声優人生の話をしよう〜』『ナイト・オブ・シャドー 魔法拳』『ミッドサマー』などを上映。シネマヴィレッジ8では『心霊喫茶「エクストラ」の秘密-The Real Exorcist-』『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』『天気の子』『ミッドサマー』『チャーリーズ・エンジェル』(2019)などが上映される。なお、両館とも当面の間はレイトショーを休止する。
また、同館は新型コロナウイルス感染拡大の影響で経営が厳しい状態になっており、存続のためクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で「シアター救出大作戦! 〜コロナに負けるな!!〜」プロジェクトを実施し、支援を呼び掛けている。(編集部・吉田唯)