ダイヤ改正と同時に運転を開始します。


「THライナー」に使う東武鉄道の70090型電車(画像:東京メトロ)。

 東京メトロは2020年5月11日(月)、日比谷線のダイヤ改正を6月6日(土)に実施し、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)直通の有料座席指定列車「THライナー」の運行を開始すると発表しました。

「THライナー」は朝に久喜発・恵比寿行きが2本、夕方と夜に霞ヶ関発・久喜行きが5本、平日・土休日ともに運行されます。途中、東武線の東武動物公園、春日部、せんげん台、新越谷と、東京メトロ日比谷線の上野、秋葉原、茅場町、銀座、霞ケ関、虎ノ門ヒルズ、神谷町、六本木、広尾に停車します。使用車両は、東武鉄道の70090型電車です。

 この列車の利用には乗車券に加え、座席指定券が必要。久喜、東武動物公園、春日部から日比谷線の各停車駅まで680円(子ども350円)、せんげん台、新越谷から日比谷線の各停車駅まで580円(同300円)に設定されています。

 このほかのおもなダイヤ改正点としては、平日の霞ケ関行き列車が中目黒行きに変更され、霞ケ関〜中目黒間で8本の増発に。霞ケ関始発の列車7本も、中目黒始発に変更されます。土休日は、8時台から9時台の北千住〜中目黒駅間で1往復の増発が実施されます。