ペルー2部クラブが全選及びスタッフを一時解雇に

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新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で苦渋の決断を強いられたクラブがある。

ペルー『Agencia Andina』によると、ペルー2部のデポルティボ・コープソルは13日、選手及び全スタッフの一時解雇を発表。ペルーでは10日の時点で5900人に上る感染者と、169人の死者が出ている。

政府は先月16日に緊急事態宣言を発出。さらに今月8日に、12日までとなっていた期限を26日まで延長することが発表された。

そのため、5月上旬に予定されていたリーグ戦の再開は見送られることに。赤字に歯止めが効かなくなったコープソルは苦渋の決断を迫られていた。

「我々は大きな痛みとともに責任を負うことを表明します。経済的選択肢や解決策がなくなってしまったため、選手と技術スタッフを一時解雇することに決めました」

また、コープソルはスポンサーから契約の早期終了を告げる通知があったようで、より首を絞められる事態となっていたようだ。

なお、一時解雇となった選手及びスタッフに関しては、リーグ戦再開次第、再雇用する予定とのこと。