“ご意見番”がプレミアリーグを痛烈批判「感染者が出ないと動けないのか!」

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 後手後手に回る対応に、“ご意見番”が噛みついた。イングランド代表やマンチェスター・Uなどで活躍し、現在は解説者を務めるギャリー・ネヴィル氏が、プレミアリーグ首脳陣を痛烈に批判している。イギリス紙『デイリー・ミラー』が報じた。

 プレミアリーグは、現地12日の夜に「今週末の試合は予定通りに開催する」との声明を発表。しかし、翌13日になってアーセナル指揮官のミケル・アルテタ、チェルシーのFWカラム・ハドソン・オドイが新型コロナウイルスの陽性反応を示していることが判明。ブライトン対アーセナル戦は延期が決定し、アストン・ヴィラ対チェルシー戦も延期されるとの見方が強まっている。プレミアリーグは13日に緊急会議を招集しており、その後に何らかの声明が発表される見込みだ。

 ネヴィル氏はこうした動きを受け、自身のTwitterを更新し、プレミアリーグの対応を「恥ずべき」と糾弾した。

「感染者が出てからでないと、行動を起こすことができなかった。プレミアリーグのリーダーシップは恥ずべきものだ」

 セリエAでは、政府や選手協会の延期要請を無視して開催を強行したことでさらなる感染拡大につながった、との見方も示されている。プレミアリーグは、今後どのような対応を取るのだろうか。