東出昌大さん(2016年撮影)

写真拡大

俳優・唐田えりかさん(22)と不倫し、妻で俳優の杏さん(33)との別居が報じられた東出昌大さん(32)が2020年3月9日、レギュラーをつとめる不定期放送番組「落語ディーパー! 〜東出・一之輔の噺のはなし〜」(NHK Eテレ)に出演した。

番組で東出さんとコンビを組む春風亭一之輔さん(42)は放送後、ツイッターを更新し、「東出くんが出てるからって...」と東出さんへの「不倫いじり」を一喝した。

「せっかくだから 『紙入れ』やろうぜ」

週刊文春1月30日号(23日発売)で飛び出した不倫報道が尾を引く東出さん。複数の報道によると、今回の「落語ディーパー」の収録は2月初旬に行われた。

同番組は落語の演目を取り上げ、その奥深さを若手落語家や落語ファンの東出さんが語り合うトーク番組だ。東出さんの不倫報道後、すでに予定されていた同番組の放送に変更がないことが伝えられると、取り上げる演目が関心事となった。ツイッター上では、

「祝落語ディーパー継続 せっかくだから 『紙入れ』やろうぜ〜!(意地悪)」
「初回の題材は『紙入れ』か『包丁』だろ! それくらいの度量があってもいいじゃないか」
「収録はこれからなのかな?『包丁』とかやってくれないかなぁ〜」

などといった声があがっていた。

「紙入れ」は、男が出入り先のおかみに迫られるが、留守にしていた旦那が帰宅したため裏口から逃げだすも、紙入れ(財布)を忘れてしまう。「包丁」は若い女性に入れ込んだ男が、妻に対して悪だくみをはたらこうとするも...といったストーリー。いずれも不倫、不貞行為を題材とした演目だ。

「『紙入れ』とか『包丁』やれとか言うのもうつまんないからやめろ」

一方、実際に9日の放送では扱ったのは「花見の仇討」だった。あらすじは、長屋の4人組が花見に趣向を凝らして花見客を驚かそうと、敵討ちの茶番を演じることにする。練習していざ本番に臨むが、トラブルが発生して...という内容だ。一之輔さんは番組で「毎年2月末〜4月頭にかけて10〜15回、ヘビーローテーションする」。この季節に即した演目を取り上げたわけだ。

放送後、一之輔さんはツイッターを更新。視聴者が寄せた感想に反応するツイートを投じた後、先述のような放送前の声について、

「ついでだから言うが、東出くんが出てるからって『紙入れ』とか『包丁』やれとか言うのもうつまんないからやめろ。てーか、二つとも俺やらねー」

と呆れ気味に述べている。ファンからは「何事もなかった雰囲気作り出すのは、東出君よりも師匠達の方が一枚上手でした!」「むしろここは『厩火事』こそうってつけなのでは」といったリプライが寄せられた。