主婦業のかたわらエッセイストとしても活動する若松美穂さんが、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫をつづります。

学校が休みで家にいるときこそ、できることをする



新型コロナウイルス感染防止を理由に、休校になった学校が多いようです。

お子さんがいるご家庭では、どなたかが家にいる必要がでて、本当に大変だと思います。

仕事に行くことができない、子育てに時間が取られるなど、困ったこともある一方、こういうときこそ、家の中やご自分にも目を向けるチャンスかもしれません。

●家の中の不具合を見直すチャンス


仕事をしていると、直したい場所があっても、業者さんと予定を合わせることが先延ばしになってしまうことも多いのではないでしょうか。

気になってる場所があるのだとしたら、今こそ、チェックしたり、直したり、買いかえたりするいい機会なのかもしれません。
わが家はただいま食洗器に不具合が…、さっそく電話しました。

●細かいところまでキレイにする、片づけのチャンス


4月の新学期に備え、お子さんたちのお部屋や、勉強道具、学校のグッズなど、この先も使うだろうものを一緒に片づけてみるのはいかがでしょう。

学校からの書類なども減らすことができるチャンスです。

●細かいところに目を向けるチャンス


いつもきれいにしている、片づけている…という方も、細かいところまで目を向けてみるチャンスかもしれません。

たとえば、普段使っているメイク道具を洗ってみる。
家電の隙間掃除をしてみる。
寝具をすべて洗ってしまう……などなど。

わが家はドライヤーの後ろ部分にホコリが溜まっていたのが気になっていたので、掃除しました。

●隙間時間に自分もケアするチャンス


お子さんがいらっしゃる時間が増えるので、「ゆとりなんてないよ〜!!」という方も多いかもしれません。そうですよね、本当にお疲れ様です。
それでも、お子さんのケアをしながら、お顔のパックをしてみるとか、手洗いも多くなるぶん、お子さんとお話をしている間は、ハンドクリームを塗る時間にする…とか。

そこまでできなくても、ササっとお部屋にいい香りのスプレーをふるだけでも、居心地は違うのかなと。

親の負担が増えますが、なるべくお疲れが出ませんように。
今の状況を不安で満たされるだけではなく、少しでもプラスにとらえる部分もあったらいいな・できることがあったらいいなと思っております。

【若松美穂(わかまつみほ)】

お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。夫と娘2人、母親の5人家族。埼玉県在住。公式サイト「“いま”と“みらい”のへや
」にて最新情報を更新中