トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミン

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 トッテナムは11日、プレミアリーグ第22節で日本代表FW南野拓実が所属するリバプールと対戦する。この試合で出場停止から復帰する韓国代表FWソン・フンミンが、首位チームとの大一番を前に意気込みを語った。英『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 年が明けてもリバプールの快進撃が止まらない。年末年始の3連戦で3勝を収め、2位レスター・シティと勝ち点13差でプレミアリーグ首位を独走。5日のFA杯3回戦・エバートン戦(○1-0)では加入直後の南野が新天地デビューを果たすなど、主力を温存しながらも4回戦進出を決めた。リーグ戦では19勝1分と、いまだ負け知らずで、このまま無敗優勝する可能性も現実味を帯びてきた。

 ソン・フンミンは英『イブニング・スタンダード』のインタビューでリバプールに関し、「嘘をつくことはできない。他のチームがうまくやっているのを見るのは苦痛だ。しかし、リバプールのファンにとっては素晴らしいシーズンだろう」と本音を明かしている。

 それでも「彼らは自分たちの無敗記録を維持しようとするだろうが、私たちはそれを止めようと努力しなければならない」と、“最強”リバプールに土をつける覚悟を固めた。

 現在7位のトッテナムは、エースのFWハリー・ケインが左ハムストリングの負傷で手術を余儀なくされ、長期離脱が決定。ソン・フンミンは苦境のチームを救うことはできるだろうか。