緑色のタピオカも楽しめるアジア料理店【大食いアイドルもえのあずきの絶品グルメ】
タイの宮廷料理をアレンジした「ポークのタピオカ包み」
みなさん、これなんだと思いますか? “スイーツ”……ではないんですよ。実は、緑色のタピオカで豚ひき肉を包んだ、もっちもちのタピオカ料理なんです!美しいグリーンととろりとした質感がまるで宝石のヒスイみたいですよね!
熱々の状態でサーブされる「ポークのタピオカ包み」は、とにかくもっちもち感が半端ない!よく見ると、表面がつぶつぶしているのが分かりますか? タピオカに熱を加える(蒸す)ことで一粒一粒がくっついて、このように玉のような形でもちもちの弾力を生み出しているんです!
日本では“グリーンタピオカ”ってなかなか見かけないですよね!緑色の正体は、パンダンリーフ(別名:バイトゥーイ)とよばれるタイのハーブなんです。このハーブでタピオカを着色することで、ヒスイのような美しい緑色のタピオカができるそうですよ!
タピオカの中には、タイの醤油で味付けした甘辛の豚ひき肉がぎっしり!タピオカの上にのっているフライドガーリックのオイル漬けと一緒に、ひと口で一気に食べるのがおすすめです。
もっちもち感を楽しむなら、冷めないうちにいただきましょう♪
熱々の「ポークのタピオカ包み」は、こんなにびよ〜んとのびるんですよ!この弾力ははじめてだなぁ。例えるなら“もちもち感の強い点心”という感じ。もっちもちのタピオカと、甘辛豚ひき肉の素敵なハーモニーをぜひ体感してみてください!
自社栽培のパクチーを使った「信州牛のパクチーサラダ」
お肉&パクチー好きの私がトリコになった一品がコチラ!長野県産のリンゴを食べて育った“信州牛”と、大量のパクチーを味わえる贅沢なひと皿です。タイ料理とブランド牛のコラボももちろん貴重ですが、注目すべきはパクチーの絶品度!
「タヒチ」で使っているパクチーは、長野県の自社農園で栽培しているそうで、すべて農薬不使用なんです。だからこそ、新鮮なだけじゃなく香りもピカイチ。葉はもちろん、茎までやわらかいのもおいしさのポイントです!「タヒチ」のパクチーで、苦手を克服した人も多いそうですよ!
たっぷりのパクチーを信州牛で巻いて食べるのがおすすめ!酸味と辛みの利いたオリジナルソースと、信州牛の甘みある肉質がベストマッチです!
ココナッツミルクのこってり濃厚「鶏のグリーンカレー」
最後にご紹介するのは、一度食べたらやみつきになること間違いなし!の「鶏のグリーンカレー」。とにかく濃厚で、想像をはるかに超えるこってり感なんです。
“さらり”でもなく、“とろり”でもなく……。そのはるか上を行く“とろりとろろ〜”という濃厚さ。その秘密は、グリーンカレーを作る際に使う、ココナッツミルクにあるそうです。ココナッツミルクの上澄みは使用せず、底に沈んでいるとろ〜っとしたうまみの濃い部分だけを使って作ることで、この濃厚&こってりを生み出しているのだとか。
ルーの中には、大きくカットした鶏肉や野菜がたっぷり。タイ米を使ったジャスミンライスにかけていただきます♪ ココナッツミルクのうまみを凝縮した「タヒチ」のグリーンカレー。濃厚さと後からくる上品な辛さを味わってみてください。
南国リゾートを彷彿させる隠れ家的アジアン料理店
そんな「タヒチ」までは、地下鉄・表参道駅A4出口から歩いて7分ほど。根津美術館交差点を通過して、その先の住宅街へ。オシャレな白壁の一軒家が今回の目的地「タヒチ」です。
四方の窓から光が射し込む明るい雰囲気の2階は、陽が落ちると間接照明のやわらかな空間に。3階には、8人まで利用できるプライベートルームもあります(要予約)!
こちらは1階のカウンター席。タイ出身のシェフたちとおしゃべりしたり、調理の様子が間近で見られるのも楽しい♪ フードのほかに、アルコール類も豊富なので、夜はカウンターで一杯いただくものいいですね!
“素材”と“おいしさ”にこだわり、料理に添えるソースにも力を入れている「タヒチ」。「蒸し豚のバナナの葉包み」や「生春巻き」など、魅力的なアジアン料理が満載です。ちなみに今回ご紹介した「グリーンカレー」は、ランチのメニューにもなっているので、あわせてチェックしてみてくださいね♪
■タヒチ
住所:東京都港区南青山4-27-17
電話:03-5467-4677
営業時間:12時〜14時30分LO、18時〜22時30分LO ※ランチは平日のみ、土曜はディナータイムのみ営業
定休日:日曜・祝日
text:清沢奈央
photo:櫻井めぐみ
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