韓国外相「いかなる状況でも朝鮮半島で戦争ない」
【ソウル聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は4日、国立外交院の外交安保研究所主催の国際会議で基調演説し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が9月の国連総会で打ち出した朝鮮半島平和プロセスの三つの原則を取り上げ、「いかなる状況でも朝鮮半島で戦争が起きることはない」と述べた。トランプ米大統領が北朝鮮に非核化合意の履行を促し、必要なら軍事力を行使するとけん制したことを受けた発言とみられる。
文大統領は国連総会で行った一般討論演説で、「朝鮮半島問題を解決するための原則には変わりがない」として、▼戦争を容認しない▼相互安全保障▼共同繁栄――という朝鮮半島平和プロセスの三つの原則を示していた。
康氏は「北が現在、危うい状況にあるかのように見えるかもしれない」としながらも、「少なくとも、対話の経路は開かれている」との認識を示した。
また、「問題解決のためには引き続き対話と外交的な解決策を追求し、軍事的な防衛態勢と準備態勢で後押ししなければならない」と強調。「米国や中国、日本、ロシアと協力し、北が対話を通じた完全な非核化と恒久的な平和の実現に加わるよう、努力している」として、周辺国との協力の重要性も強調した。
その上で、「韓米の安保同盟は朝鮮半島と北東アジアの平和と安定のリンチピン(核心軸)であり、今後もそうなると思う」と述べた。
康氏は「北が現在、危うい状況にあるかのように見えるかもしれない」としながらも、「少なくとも、対話の経路は開かれている」との認識を示した。
また、「問題解決のためには引き続き対話と外交的な解決策を追求し、軍事的な防衛態勢と準備態勢で後押ししなければならない」と強調。「米国や中国、日本、ロシアと協力し、北が対話を通じた完全な非核化と恒久的な平和の実現に加わるよう、努力している」として、周辺国との協力の重要性も強調した。
その上で、「韓米の安保同盟は朝鮮半島と北東アジアの平和と安定のリンチピン(核心軸)であり、今後もそうなると思う」と述べた。