エスパー米国防長官らと会談する文大統領(右奥)=15日、ソウル(聯合ニュース)

写真拡大

【ソウル聯合ニュース】韓国文在寅(ムン・ジェイン)大統領は15日、青瓦台(大統領府)でエスパー米国防長官と会談し、失効期限が迫っている韓国と日本の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)と関連し、安全保障上信頼できないという理由で対韓輸出規制を強化した日本と軍事情報を共有するのは難しいとの立場を改めて伝えた上で、韓米日間の安保協力は重要で持続的な努力を傾けるとの意向を示した。青瓦台の高ミン廷(コ・ミンジョン)報道官が会見で伝えた。

 エスパー氏はこれに理解を示した上で、「GSOMIAに関連した問題についてよく理解している」とし、「この懸案が円満に解決されるよう日本にも努力するよう要請する」と述べた。