「血塗られた侵略の代名詞」北朝鮮、旭日旗問題で日本を非難
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は13日、「旭日旗」問題をめぐって日本を非難する論評を配信した。
日本の外務省は8日、公式ホームページに旭日旗に関する韓国語の説明資料を掲載。旭日旗が大漁旗や出産祝いの旗として古くから日本国内で使用されきたことを写真などで紹介した。
論評はこれに対して「説明文のどの隅にも20世紀、旧日本軍がこの旗を掲げてわが国をはじめとするアジア諸国を侵略して地域人民に計り知れない不幸と苦痛をもたらしたことについて明らかにした内容はない」と指摘した。
また、「旧日本軍の軍旗であった『旭日旗』は、こんにちも軍国主義の象徴、侵略の代名詞として万人の呪いと糾弾をそそっている」と述べた。
そのうえで、「安倍一味が『旭日旗』を自国の伝統的な象徴に押し立てて大々的に宣伝する内心は、他にあるのではない」とし、「オリンピック競技大会を契機に戦犯旗を『平和の象徴』に変身させてその使用を合法化し、いつかはきっと『旭日旗』を翻しながら血塗られた侵略の歴史を再現しようとするところにある」と強調した。