【海外発!Breaking News】ほぼ骨と皮の犬、動物保護施設の門に放り投げられる(英)
![動物保護施設に投げ入れられた犬(画像は『Metro 2019年11月3日付「Skeletal dog exposed to ‘worst of humanity’ thrown over gates of animal sanctuary」(Picture: Rescue Me Animal Sanctuary/@SOSmoggies)』のスクリーンショット)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/f/5/f594f_196_c2518db1_fe8b9d1e-m.jpg)
先月31日の夜、英イングランドのマージーサイドを拠点とする動物保護団体「Rescue Me Animal Sanctuary」の私有地の門の前に何者かが車でやって来て、閉じていた高さ6フィート(約1.8メートル)の門の上から犬を放り投げてその場を去っていった。
幸いにも門の上から投げ入れられた時に大きな怪我をすることはなかったが、爪は伸びきっていたうえに足を痛めているようにも見え、身体にはいくつかの腫瘍らしきものがあった。この犬は“キャスパー”と名付けられ、獣医のアドバイスのもとスタッフらが餌を与えた。
同団体のFacebookにはキャスパーが捨てられた日に食事をしている写真が投稿され、「おそらく餌を食べられずに長いこと過ごしたキャスパーにとって、まともな最初の食事だと思われます」とあった。のちにキャスパーは2時間おきに適切な量の食事が取れるようになったという。Facebookでキャスパーのことを知った人たちからは、悲しみと怒りの声が集まった。
「なんて悲痛な姿なんだ」
「こんな痩せ細った犬は見たことがない。早く回復してほしい」
「こんな目に合わせる人間に対して怒りが湧くよ」
「キャスパーはこんなに可愛いのに、飼い主はなんて奴だ」
また同団体に対して「キャスパーを救ってくれてありがとう」といった感謝の言葉も見られ、キャスパーのためにベッドとテディベアのぬいぐるみを寄付してくれた人もいたようだ。徐々に回復しつつあるキャスパーだが、SNSでは何人かから里親について問い合わせがあったようで、キャスパーの回復後にはすぐにでも新しい飼い主が見つかることだろう。
画像は『Metro 2019年11月3日付「Skeletal dog exposed to ‘worst of humanity’ thrown over gates of animal sanctuary」(Picture: Rescue Me Animal Sanctuary/@SOSmoggies)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)