カンペールと言う名の奇跡

2019.10.21


©CAMPER

カンペールと言うシューズブランドの名を一度は目にしたことがあるはず。ちょっとファニーなデザインや、様々なアーティストとのコラボレーションなど独自の世界観を持つこのシューズの発祥は、スペインのマヨルカ島だ。(ま、個人的にマヨルカ島といえばテニスのラファエル・ナダルの本拠地としての認識も強いのだが。)
さて、このスペインの小さな島出身のシューズブランドが世界的な成功を収めたのは、デザイン性だけでなく、実際に履いてみた時にとてつもなく快適なはき心地を持っていることによるのだと思う。ふわっとフィットする感覚は得も言われぬものだ。

表参道&代官山店オープン10周年に何が起こる?


そんなカンペールのシューズの店が表参道と代官山にオープンして、早10年。そもそもこの両ショップもカンペールの掲げるCAMPER Togetherというコンセプトから成り立っている。表参道店はハイメ・アヨンのデザインだし、代官山店はコンスタンチン・グルチッチの手によるという。
ただ、お店を作るというだけでなく、それ自体がプロモーションにもなっているのだ。


さてさて、そんな10周年にカンペールが大人しくしているわけはないと思ったら、飛び出してきたのがベルンハルト・ウィルヘルムとのタッグだ。前述のCAMPER Togetherの一環としてのコラボレーションだが、何度目かとなる彼との共同作業では、ベースとなる「ヒマラヤン」をさらに進化させ、サッカーソックスからインスピレーションを受けたという、なんとも楽しげなコレクションが登場する。ユニセックスのスニーカーブーツやレディスのニーハイブーツ。エラスティックの糸で編まれたニット素材がシューズを包むようなデザイン。現物のインパクトの方が強いのでぜひ、お店で確かめて。
さらに期間限定でCAMPERの5つのアイコンラインをカスタマイズできるサービス「One」もスタートするというから、表参道&代官山へGoしたい。

(Text:Y.Nag)
(Photo:Natsuko Yanagawa)

CAMPER(カンペール )
https://www.camper-japan.jp

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