ハワイ在住歴30年以上の内野亮とロコガールのサーシャがハワイでゲストのかなえたい夢をかなえるBS12トゥエルビの人気番組『ハワイに恋して!』。2010年にスタートしたこの番組にBOYS AND MENの小林豊と勇翔がシーズンゲストとして登場。“ハワイ島の自然を遊び尽くす!”“ハワイ通になれる最新ホテル”“改めて楽しむワイキキ”をテーマにゲストの2人がハワイを満喫する。そこでハワイのリアルな魅力を再発見した2人に直撃!


――『ハワイに恋して!』のオファーがあったときの感想から教えてください。

小林「テンションが上がったよね?」

勇翔「はい。僕たち、ボイメンのファンミーティングツアーで3回、ハワイに行ったことがあるんです。今年でラストって言われていたので、もうハワイに行く機会はないかなぁって思っていたら、すぐにハワイに行けることになって。聞いたときはめちゃめちゃうれしかったですね」

小林「まずハワイに行けるってだけで幸せな気持ちになれますからね。行く前は勇翔と“ハワイでどこ行く?”みたいな話をずっとしていました」


――小林さんと勇翔さんの2人で行くことについては?

小林「なんかいつも通りって感じだったね」

勇翔「ハワイでホテルに泊まるときって2人部屋なんですけど、僕は毎回、豊さんと一緒ななんです」

小林「3年連続、一緒の部屋だったからね(笑)」


――そして今回は番組でいろいろなことを体験したと思います。何が一番、印象的でしたか?

小林「ハワイ島でやったジップラインかなぁ」

勇翔「そうですね」


――ジップライン?

勇翔「簡単に言うとターザンロープみたいなやつ。谷にある川の上を、およそ430メートルぐらいかな?空中に張ったワイヤーに滑車をつけて滑り降りていくんです。僕は楽しくて、逆さになったりしていましたから!」

小林「そう、勇翔はすごかった。初めてなのに、すっごい慣れた感じで」

勇翔「ちゃんと滑車と腰に安全装置で結び付けてあるんですけど、足を挙げると逆さになって滑ることができるんです」

小林「『犬神家の一族』にあったワンシーンみたい(笑)」

勇翔「楽しかったですね(笑)」

小林「ジップラインの前に乗馬もしたんですよ。そこでよく覚えているのが、馬って乗る人の性格と一緒になるのかなって。勇翔の乗った馬は言うことを聞いて、ちゃんと決まった道筋を進むんです。だけど僕が選んだ白馬は、ちょっと止まっては横にある草をずっと食べていたりして(笑)」

勇翔「確かにちょっと豊さんっぽかったかも(笑)」


――ほかにも、その“豊さんっぽい行動”はあったんですか?

勇翔「野生の鳥とたわむれていました(笑)」

小林「ホテルが森の中にある感じだったので、朝は鳥に起こしてもらおうと思って。日本から持っていったクッキーをベランダに置いていたんです。そしたら鳥がきて、朝、起こしてもらいました!」

――逆に勇翔さんっぽいことって?

小林「コナコーヒーを自分たちで入れたときかな」

勇翔「あぁ(笑)。コナコーヒーを自分たちで入れてみようってとき、フィルターを湿らすんですけど、湿らせ過ぎてコーヒーがボタボタ出てきちゃって」

小林「もう全然、作り方を勇翔は聞いてなくて。だから勇翔が入れたコーヒーは薄いし、酸味は強いしで(笑)。逆に僕の入れたコーヒーは酸味がまったくなくて苦いみたいな。プロの方が入れてくれたコーヒーは、僕たちの味を足して2で割った感じでしたね」

勇翔「それは、すごくおいしかったです」


――ハワイといえば、海ですけど、海のアクティビティは?

小林「サーフィンですね。勇翔はもうボードの上に何回もちゃんと立つことができて」

勇翔「初めてだったんですけどね」

小林「乗ってましたよ。めっちゃ腹立ったけど(笑)」

勇翔「まぁ、泳ぐのは得意なんで」

小林「僕もやり始めて1回目、2回目はちゃんと立てたんだけど、もうパドリングで疲れちゃいました。5回以内に乗れないと、1回戻らないと体がもちません(笑)」

――今回の撮影でハワイの達人に一歩に近づきましたね。

小林「確かにハワイに関しては僕が一番、詳しいかも」

勇翔「豊さんは事前のリサーチがすごいんです」

小林「今回もいっぱい調べてから行きました。帰り、コナ空港の近くでご飯を食べようってなったとき、僕がず〜っと狙っていた骨付きカルビのおいしい店があったんです。だから、そこしかないと思って、そこに行こうって。行く前から写真とかも全部調べていましたからね。骨付きカルビはすごくおいしかったです!」


――じゃぁ、プライベートで旅行するときもきっちり調べていくタイプなんですか?

小林「全部調べていく派ですね」

勇翔「僕は逆に気分で決めます。そもそも、どこかへ行こうっていうのすらも、その日の気分で決めるので」

小林「そうかも(笑)」

勇翔「朝起きて、ちょっとあそこまで行こうかな…みたいな。で、その後も現地へ行ってから決めますし」


――じゃぁ、2人でプライベート旅行はバラバラになりそうですね。

小林「でも勇翔は興味があったら付いてくるタイプかな。以前、ハワイに行ったときは、出かけるのは一緒で、途中からバラバラみたいな。僕が行きたい店と勇翔が行きたい店が違うんで。お互い自由だよね」

勇翔「どちらかというと豊さんは食がメインって感じで、僕は観光の方がメインって感じになりますね」


――ちなみに旅行のとき必ず持っていくものは?

勇翔「充電バッテリーセット。僕、結構、充電するものが多くて。携帯だけじゃなくて、タブレットや時計も充電式なので、ケーブルが4本ぐらい必要なんです。でも、コンセントから4つ取るのが大変なので、4つ取れるUSB充電器が必須。あとは何かあったときのモバイルバッテリー」

小林「そういうところは、しっかり準備するタイプですね、勇翔は」

勇翔「どこに行くかは気分で決めても、そこで何があっても対応できるような準備はしていくタイプです」

小林「僕が必ず持っていくものは“映えアイテム”。今回もLEDで光るマイボトルとか。撮影では一回も出てこないんですけどね。あと携帯とか飲み物をプールに浮かべられるスイカの浮き輪とかも持っていきました」

勇翔「映えアイテムって、そんな必要ないんじゃないですか?」

小林「そんなことないよ」

勇翔「でも、ハワイそのものが映えスポットなんですから。そうそう、豊さんは花冠も持ってきたんですけど、日本で売っている花冠だからハワイの背景と合わないんです(笑)」

小林「もうハワイに到着して、すぐ映えたいから必要なの!」

――逆に小林さんから勇翔さんに何かひと言はありますか?

小林「そういえば、今回、ベランダで寝なかったね」


――勇翔さんはいつもベランダで寝るんですか?

勇翔「いや、僕、シャワーを浴びただけで体が熱くなっちゃうんです。だから体を冷やすためにベランダへ出て。涼しい風にあたっているうちに寝ちゃうっていう」

小林「それがすごく気になるんで“風邪ひくから中で寝ぇや”って言うと“はい”って答えるんです。でもすぐそのまま寝ちゃうんで、ベランダではなく、ちゃんと部屋で寝てください!」

勇翔「はい(汗)」


文・写真:今泉