モヤモヤを吹き飛ばすためバフィを一閃 柏原明日架は頼れる1本とともに上位発進(撮影:上山敬太)

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<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 初日◇27日◇利府ゴルフ倶楽部(宮城県)◇6505ヤード・パー72>
スタートがド派手なら、締めもド派手だった。柏原明日架が1番、そして最終18番でもイーグルを奪い自身初となる一日2イーグル。トータル4アンダーの2位タイにつけた。
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圧巻のスタートだった。出だしの1番、残り120ヤードの2打目を48度で放った球が奥からバックスピンし、直接カップイン。いきなりチップインイーグルを奪うと、その後も6番、11番とバーディを奪い順調にスコアを伸ばしていく。だが、首位もうかがえる状況まできたなかで、終盤に落とし穴が。16番、17番と連続ボギーで、一気に暗雲が立ちこめた。
そんな嫌なムードを吹き飛ばしたのが、7月から入れたバフィこと4番ウッドだった。18番パー5、残り245ヤードからの2打目。ギリギリ届くかどうかの距離だったが、「アングルも良かったし、ボギーが続いてモヤモヤもしてた。明日以降のためにトライしよう」と気合いを入れてバフィを振り抜き、ボールはピン1.5mにピタリと止まった。「最後にストレス発散できました。明日に向けていいフィニッシュができました」と、連続ボギーを帳消しにするイーグル締めで上位へと返り咲いた。
女子プロのセッティングであまり見られない、バフィを入れたのには理由があった。元々スプーンを入れていたのだが、「悪くはなかったのですが、ティショットで思った以上に飛んでしまうことと、パー5で2オンを狙いに行くときに高さが出ないことが気になっていました。特に夏場にかけて2オンを狙うパー5があるコースが多かったですし、そういうホールでバーディを獲れていなかった」という悩みがあった。
そこでメーカーに相談してみると「それなら4番を入れてみよう、となりました」と『ローグ』のバフィを投入することに。すると「操作性もいいですし、高さもでる。全然違いますね」とバッグインからまだ2カ月ながら、大いに効果を実感している。
現在賞金ランクは41位。2015年に初めて獲得してから死守し続けている、賞金シードに安泰といえる位置ではないが、「シードは全く考えていません」とキッパリ。「まずは予選通過、と考えると自分の性格上、調子が良くてもカットラインギリギリのスコアになってしまう。シードよりも勝つこと。勝ってリコー(LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ)を決めたいです」。悲願の初優勝、そして地元・宮崎で行われる最終戦へ。頼りになる1本が道を切り開く。(文・秋田義和)
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