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こちらでは、三輪車を選ぶポイントや、遊ぶときの注意点、人気の三輪車などをご紹介します。

■三輪車は何歳頃から乗ることができるようになるの?



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三輪車には何歳頃から乗ることができるようになるのか気になりますね。「乗れる」ということだけでいうと、自分でお座りができる1才頃から。ステップのあるタイプの三輪車は、ペダルでなくステップに足を置いておくと、後から押してあげて進むことが可能です。三輪車に乗るというよりは、ベビーカーの代わりのような存在といえるでしょう。実際に自分でペダルをこげるようになるのは2歳半から3歳前後が一般的のようです。

■三輪車を選ぶときのポイントってどんなところ?



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店頭に行くとさまざまな三輪車が並んでいます。ポイントはデザイン・安全性などがあげられます。詳しくみてみましょう。



・シンプルなデザイン



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シンプルなデザインの三輪車は、装飾品がついていない分、本体が軽いのです。本体が軽いということは、足の力が弱い子どもでもペダルを動かして乗れるということ。また、装飾品がないことで、子どもが集中して三輪車に乗れるメリットもありますよ。かごなどのもの入れはついているものの方がおすすめ。公園での遊び道具などを自分の三輪車に入れてもって行けます。子どもが自分で遊びたいおもちゃを運ぶというのは、自立心を養う大切な機会だと考えられます。



・安全性の確認



製品安全協会認定の「SGマーク」がついているか、確認しておきましょう。マークがついていると安全基準を満たしているということなので、安心できますね。また、個別に確認しておきたいところをあげてみました。<安全ガードの有無>成長したときに安全ガードが取り外し可能なものは、長い間使えて経済的にもおすすめですよ。<前輪フリー機能>ペダルに足を乗せていても、前輪フリー機能があると、三輪車を動かしてもペダルは動かないので子どもの足を巻き込んでしまう心配がありません。<ステップの有無>ペダルに足の届かない子どもには、三輪車にステップがついているものが安心ですよ。<手押し棒>手押し棒の押しやすさと、押す側でコントロール操作ができるかどうか、手押し棒の高さ調節ができるかどうかも確認しておきましょう。



・目立つカラー



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赤や白・黄色などの色は公園の緑の中で比較的目立ちやすい色といえるでしょう。同じくらいの年代の子どもが遊んでいる中で、目立つ色にしておくことは自分の子どもを見つけやすいメリットがありますよ。

■人気沸騰中のシンプルタイプの三輪車3選!



小さな子どもには、お気に入りのキャラクター入りの三輪車を考えている方もおられると思いますが、こちらではあえてシンプルなタイプの三輪車を紹介したいと思います。

・イーモのコンフォートブラウン



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『iimo(イーモ)』の「コンフォートブラウン」は、折りたたみ可能な三輪車。



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たたむとコンパクトになり、自立してくれるので玄関に納めたり、車に乗せてお出かけするときにも便利ですね。もちろん安全対策もばっちりです。ペダルに足の届かない子どもにはステップがあるので安心ですが、ステップが必要でない場合には、折りたたんで収納可能。外す作業が必要ないのは助かりますよ。



・無印良品の三輪車・舵取り棒付き



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『無印良品』の「三輪車・舵取り棒付き」は、モニタリングを重ねながら開発されている三輪車。こちらの特徴は、パーツの交換が可能というところです。タイヤやペダル、ハンドル、サドルなどの部品が壊れたりクチたりした場合交換できるので、長い期間愛用できます。前輪フリー機能もあるので、ペダルに足を乗せたまま、後から押してあげられますよ。オプションでバスケットが取りつけ可能なところも魅力ですね。



・ピープルのコマワリ三輪車チェーン式



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『People(ピープル)』の「コマワリ三輪車チェーン式」は三輪車の中で唯一自転車と同じ仕様のチェーンがついた三輪車です。自分の体の真下に足を下ろしてペダルをこぐので、少ない力でも進むことが可能。また、自転車と同じ仕様なので、ペダルを回転させなくても、上下運動だけのキコキコとしたこぎ方でも進めるのは、この三輪車だけです。

■三輪車で遊ぶ際に気をつけるべき注意点は?



三輪車で遊ぶときには安全に配慮しなくてはなりません。どのようなことに気を配れば良いのかみてみましょう。

・車道、通行人に注意



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幼児用の三輪車は歩行者と同じ扱いになるので、原則歩道を走行します。歩道の中でも、まっすぐに進むことが難しかったりするので、通行人にぶつからないように気をつけましょう。また、車道は大変危険ですので、絶対に通らないようにしましょう。押し棒を操作して、危険を回避するよう心がけることが必要です。



・常に目を離さない



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三輪車を自分でこげるようになると、子どもは夢中になってどんどん進んでいきます。思わぬ危険なところに近づいていても、子どもでは判断できないことがまだまだたくさんあります。取り返しのつかないことにならないために、子どもからは目を離さないようにしましょう。



・コンクリートの上はケガのもと



三輪車をこぎ始めたばかりの子どもは、バランスを崩して転倒するおそれがあります。安全ガードがついていても、頭を打ってケガをする可能性も否めません。三輪車に乗って遊ぶときには、土や芝生のような転倒しても比較的安全な場所で遊ぶようにしましょう。



・段差や坂道は危険



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三輪車は少しの段差でもバランスを崩して転倒する可能性があるので、段差のない平地を選んで遊ぶようにしましょう。緩やかな傾斜でも、ブレーキのない三輪車は大変危険です!絶対に坂道では乗ってはいけませんよ!

■三輪車選びに迷ったらシンプルなものがおすすめ



三輪車は子どもにとっては、楽しい乗り物です。楽しみながら体幹やバランス感覚を育てられる三輪車、安全に気をつけて楽しく乗せてあげてくださいね。