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米Microsoftが10月2日に米ニューヨークで発表イベントを開催する。27日に報道関係者やアナリストに送られた招待状には、同社がSurfaceシリーズに採用しているMicrosoftロゴの正方形のマークが描かれており、同シリーズを中心としたハードウェア製品の発表イベントになると見られている。

昨年もMicrosoftは10月にSurfaceシリーズをアップデートするイベントを行っており、今年も秋に開催することを著名なMicrosoftウォッチャーが確かな筋から得た情報として報じていた。これまでに出てきた予想をまとめると、モバイル向けのSurfaceシリーズはいずれもデザインの大きな変更はないものの新種のデバイスが2つ登場する。1つは、QualcommのSnapdragon 8cxを搭載したARMデバイスがSurface Proに加わる。LTEをサポートするAlways-Connected PCになる。もう1つは、AMDのPicassoベースのプロセッサを搭載したSurface Laptopだ。Intelとの長年のパートナーシップを重んじながらも、これまでのようにIntel一択とするのではなく、ARMプロセッサやAMDプロセッサの採用によって競争とユーザーが選べる自由を実現する。

他にも、Intelプロセッサのアップデート、そしてSurface ProとSurface LaptopのUSB-Cポート搭載が予想されている。ただし、Thunderbolt 3のサポートについては、すでにUSB-Cポートを備えるSurface Bookを含めて、今回は見送られる可能性が指摘されている。

関連製品では、インイヤー型でWindowsと連動するヘッドセット、Officeボタンを備えるキーボードなどの噂がある。Surfaceシリーズ以外では、2月にMWCで発表したHoloLens 2の発売を発表する可能性がある。

他にも、モジュラーデザインのSurface Studio (オールインワン型の課題であるパーツのアップグレードや修理しにくさを克服)、Centaurusというコードネームで呼ばれているデュアルスクリーン・デバイスの開発も報じられているが、これらは登場するとしても2020年以降になる可能性が高い。