【MLB】大谷の復帰初安打に監督も安堵 2番トラウトとのコンビに手応え「出塁率高い」
復帰3戦目で221日ぶり安打&223日ぶりマルチ、オースマス監督は「上手く打っていた」
■エンゼルス 13-0 タイガース(日本時間10日・デトロイト)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地タイガース戦に復帰から3試合連続「3番・DH」でスタメン出場。4打数2安打1打点1四球の活躍で13-0での大勝に貢献した。大谷の復帰後初安打にブラッド・オースマス監督も「打てたことは良かった」と胸をなでおろした。
大谷は初回、無死一、二塁の好機で第1打席へ。ライト前にライナーで運ぶ先制打を放った。これが221日ぶりのヒットとなる復帰後初安打。さらに、第2打席には相手のグラブを弾く内野安打で223日ぶりのマルチ安打を記録。いずれも大谷らしい痛烈な打球だった。
その後、大谷は2打席連続凡退後に四球を選び、エンゼルスは今季最多得点で大勝。オースマス監督は「彼は打席で良い状態に見えた。強打していた。内野安打もあったが、それでも上手く打っていた。打てたことはよかった。オリオールズ戦では、より相性のいい右腕とも対戦することになるだろう」と話した。タイガースとの3連戦はいずれも左腕が先発だったが、10日(同11日)からの敵地オリオールズ3連戦では初めの2試合は右腕の先発が予定されている。
大谷を2番トラウトの後ろの3番に据えることで、打点を稼がせる意図があることを復帰戦の前に明かしていた指揮官。トラウトが出塁して、大谷に回るのは理想的な展開ではないかと聞かれると、「2人とも出塁率が高いと思う」と納得の表情。大谷の状態がさらに上がってくれば、昨季終盤と同じように相手に脅威を与えるコンビとなることは間違いない。(Full-Count編集部)