DFマルセロはレアルを離れる決断をしたのか

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 レアル・マドリーに所属するブラジル代表DFマルセロがユベントスとの4年契約に合意すると報じられている。スペイン『アス』が伝えている。

 マルセロは現在、アカデミー育ちのDFセルヒオ・レギロンの台頭によりポジションを失っており、直近のブラジル代表のメンバーからも外れている。ブラジル代表のアデノール・レオナルド・バッチ監督は、レアルで試合に出場できていないことを問題視しているようだ。

 レアルの今シーズンは「悪い」状態から、今週を経て「最悪」になった。伊『ラ・スタンパ』によると、マルセロはすでにユベントス移籍を決断しており、年給1200万ユーロ(約15億円)の4年契約で合意に至ったという。この移籍が実現すれば、旧友であるFWクリスティアーノ・ロナウドとイタリアで再びコンビを組むことになる。

 2007年にレアルに加入したマルセロは、4度のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇や4度のリーガ制覇を経験した。今季はレアルで13シーズン目だったが、ベンチに座る回数も増えてきた。今週の悲惨な結果により、サンティアゴ・ソラーリ監督の“余命”はほとんどないと予想されるものの、2度のクラシコ敗北や欧州CLの敗退を受けて、時は熟したと感じたようだ。

 マルセロは最近、レアルのゼネラル・ディレクターであるホセ・アンヘル・サンチェス氏と面談し、プレー時間の減少について懸念を表し、夏にクラブを離れる許可を求めていた。