カラテカ矢部、『リーガルV』に2話連続ゲスト出演!「役作りゼロでいけると…」
ある理由で資格を剥奪された元弁護士・小鳥遊翔子(米倉涼子)が、ワケありの弱小弁護士集団「京極法律事務所」を立ち上げ、どんなに不利な訴訟でも“勝利”を手にするため突き進む姿を描く『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』。
11月22日(木)放送の第6話と11月29日(木)放送の第7話に、カラテカの矢部太郎がゲスト出演し、婚活詐欺の被害者・塩見一郎を演じる。
©テレビ朝日
◆矢部太郎、米倉涼子と初共演!
主演の米倉涼子をはじめ、『リーガルV』の出演者は矢部にとって初共演となる人がほとんど。当然のごとく「最初はめちゃめちゃ緊張してた」そうだが、「皆さん優しいし、撮影が始まったらリラックスできました。いつもは一人で漫画を描いていることが多いから、人といっぱい話せるのがうれしいです(笑)」と目を輝かせた。
そんな矢部の目を一際引いたのは、やはり米倉の存在だ。「米倉さんがめちゃめちゃカッコいいんですよ! 米倉さんが法廷にいるだけで、『これはもう勝つな!』って思うくらいです。米倉さんに何か勧められたら、僕、すぐに買っちゃうと思います(笑)」と興奮冷めやらぬ様子で魅力を語った。
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そんな矢部が、このたび手塚治虫文化賞短編賞を受賞した自身の漫画『大家さんと僕』ならぬ、特別イラスト『リーガルVと僕』(!?)を描いて、ゲスト出演の喜びを表現。
「カッコいい人やキレイな人って、描きづらいんです。パーツが整っているから、デフォルメしたら逆に全然似なくなっちゃうんですよね。特に米倉さんの顔は、僕の画力では難しいと思います!」と話した。
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◆矢部太郎 コメント<全文>
――まずは、ゲスト出演が決まったときのご感想を教えてください。
「めちゃめちゃビックリしましたし、うれしかったです! 今回は婚活詐欺の被害者役ですけど、自分自身にもこういうことは有り得るだろうなと思いましたし、身近な人にも『こんな役で出演するんです』と伝えたら『役作りゼロでいけるね』と言われました(笑)」
――さすがに、実生活ではまだ被害に遭ったことはないですか?
「はい、婚活詐欺はないです(笑)。でも、お茶をした女性から、有名なスポーツ選手が使っている高額の酸素カプセルを買わないかと持ちかけられたことはあります。
そのときは、僕はアスリートでもないし、そもそもお金もなかったので、必要ないなぁと思いまして…。幸い、契約には至らなかったんです。ただ、もしお金があったら、相手にいい印象を与えたくて、契約しちゃったかもしれないです(苦笑)」
――実際、塩見を演じる上ではどんなことを心掛けていますか?
「塩見さんはちゃんと働いているし、僕よりはシッカリしてると思うので(笑)、ちゃんとしないとなって気をつけてます。
あと、塩見さんはお母さん思いなので、僕も撮影前にちょっと実家に帰って、母に会ってきたんです。久々に母に会ったら、塩見さんはこんなふうにお母さんのことを思ってたんじゃないかなって感じることができました。年老いた母の姿を見ると、僕自身も胸に来るものがあって…。僕もそろそろ結婚しないとなぁって思ったりしました」
――『リーガルV』の撮影現場はいかがですか?
「僕、最初はめちゃめちゃ緊張してたんですけど、皆さん優しいし、撮影が始まったらリラックスできました。いつもは一人で漫画を描いていることが多いから、人といっぱい話せるのがうれしいです(笑)。
ただ、法廷のシーンは緊張しますね。あと、米倉(涼子)さんがめちゃめちゃカッコいいんですよ! 米倉さんが法廷にいるだけで、『これはもう勝つな!』って思うくらいです。米倉さんに何か勧められたら、僕、すぐに買っちゃうと思います(笑)」
――ちなみに、『リーガルV』のメンバーの中で、イラスト化しやすい人はどなたですか?
「やっぱり(荒川)良々さんですね。顔も体型も独特で、手足もめちゃめちゃ長いですから、描きやすいと思います。でも、ほかの方はみんなカッコいいから…。
実は、カッコいい人やキレイな人って、描きづらいんです。パーツが整っているから、デフォルメしたら逆に全然似なくなっちゃうんですよね。
特に米倉さんの顔は、僕の画力では難しいと思います! ただ、後ろ姿やシルエットだったら、スタイルのよさを強調して、うまく描けるかもしれないです」
――最後に、第6話と第7話の見どころを含め、視聴者にメッセージをお願いします。
「塩見さんは依頼者の中でも相当頼りない人だと思うんです。でも、そんな彼も裁判を通してどんどん成長し、自分の足で立ち上がっていくようになるので、ぜひ見守っていただきたいです」