JR御徒町駅から徒歩4分。
ドラマ・昼のセント酒にも登場した『燕湯』さんに立ち寄りました。

 

風格たっぷりの建物を楽しもう

まず、なんと言っても目を引くのは、銭湯らしい門構え。
建物全体の風格がすごい。国指定の有形文化財に指定されているそうです。

入り口から男女が分かれて入る、昔ながらの番台スタイル。
入り口の大きな壺には季節の花が活けてあり、おもてなしの心を感じます。

昔ながらの番台スタイル、天井の高い広々とした脱衣場、見上げれば年季の入った格天井。

「ザ・銭湯!」の建築は見ごたえありです。

 

番台スタイルだけど、女子も安心。

暖簾をくぐると、番台には男性が。少し戸惑いましたが、女子の皆さんご安心を。

女湯の脱衣場はロッカーや間仕切りで仕切られたうえ、暖簾が掛けられており、番台からの目線は届きません。
番台が女将さんに交代すると暖簾は外されていたので、番台に男性が座るときの心遣いのようです。

 

浴室にはインパクト大の岩風呂がお出迎え!

浴室に入ると目に飛び込んでくるのは、ペンキ絵と一体化した岩風呂!
壁から浴槽回りまでつながる岩には滝の絵が描かれ、まるで壁からお風呂に流れ込んでいるよう。

ペンキ絵は中島絵師の富士山です。男湯と女湯の中央には、天女の絵も描かれていました。

 

お湯は熱め!朝湯もあり。

お湯が熱いことで有名な『燕湯』さん。たしかに熱い! 下町らしい熱さで、湯上がりしゃっきり。
訪れたのは日曜日だったので、薬湯の日。二つの浴槽にはレモンの入浴剤が入れられ、良い香りが漂っていました。

営業時間は6:00〜20:00と、かなり早朝から営業されているのも有名です。朝湯であの熱湯につかったら、ばっちり目が覚めそう。

 

上野駅からのアクセスもよいので、朝に到着した旅行客にもよく利用されているそうです。
上野近辺へお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。