【お弁当革命】卵焼きは〈焼かずに〉作れる!

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お弁当おかずの大定番、卵焼き。慣れてしまえば、卵焼き器でくるくる巻くのも、ふわっと仕上げるのもワケないのですが、不器用さんには簡単そうで難しいんですよね〜、これが。

そこでおすすめしたいのが、卵焼きを電子レンジで作ること!
ちょっとした工夫で、じつはだれでも簡単に、美しく、ふっくらした卵焼きが作れるんですよ。

卵焼きをレンチンで作るには、耐熱皿を使います。皿の上にラップで土手を作ったら、卵、砂糖、具などの材料をすべて入れ、菜箸でやさしくかき混ぜてください。
ここで大切なのは、〈水〉をいっしょに入れること! じつは水って、ふっくらした卵焼きを作るために大切な材料なんですよ〜。
また、砂糖をちょっと多めに入れることも、〈ふっくら〉のポイントです。

すべての材料を混ぜ終えたら、ふんわりとラップをかけて、レンジでチン!

まだ〈半なま〉の状態で取り出し、ラップを使って卵焼き形に成型します。卵が固まりきっていない状態なので、手で簡単に形を整えられますよ。

あとは再びレンチンし、しっかり火が通ったら、食べやすい大きさに切って完成〜!
一番上の写真みたいに、具は万能ねぎだけでもおいしいですし……

こんな風に明太子×青じそを入れても美味!! この具を入れるなら、甘めよりしょっぱめの卵焼きに仕上げたほうがおいしいので、砂糖ではなくマヨネーズを入れて卵焼きを作ります。
マヨネーズの力で、〈さめてもふわふわ〉になりますよ〜。

卵焼きを焼かないで作るなんてちょっと驚きですが、パサパサしらずの仕上がりにきっと満足するはず。夏休みが終わり、お弁当作りが再びスタートするこの時期、ぜひ一度お試しあれ。
 

料理/郄山 かづえ 撮影/木村 拓(東京料理写真) 文/編集部・山田彩