ヴィッセル神戸MFイニエスタ【写真:Getty Images】

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日本特有の夏に驚きを覚えつつ、Jリーグに関しては「とても大胆なサッカー」と言及

 ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、古巣バルセロナのクラブ公式番組「Barca TV」に出演し、Jリーグでプレーしての感想と、バルサの今後について自身の見解を述べた。

 スペイン紙「マルカ」が伝えている。

 新天地ではチームメイトやクラブ関係者の助けもあり、初日から気持ち良くいられていると語り始めたイニエスタだったが、「(日本の)天気は非常に気温が高くて、湿気が多い。特に最初のまだトレーニングを始めたばかりの時は余計にそう感じた」と、日本特有の高温多湿な夏には驚きがあったようだ。

 また、Jリーグについてもリーガ・エスパニョーラとの違いを交えながら触れている。

「長い間プレーしてきて慣れているようなスピーディーなスタイルではないけど、それも含めて新たな経験ができて嬉しい。今はまだスタートしたばかりだが、ここまでは非常に良いと感じている。Jリーグではたとえ下位クラブだとしても、アウェー戦で相手を負かすことができる。とても大胆なサッカーで、誰にでも勝てる可能性がある。0-1で負けてても、攻撃し続けるんだ。我々(神戸)はアジア・チャンピオンズリーグには一度も出たことがないし、それができたらもの凄いこと。でも、リーグではトップ3でフィニッシュできるチャンスがあると思う」


古巣バルサとメッシにも言及「私がいなくなっても関係ないよ」

 そして、自身が退団した古巣バルセロナの補強に関して「若手とベテランの選手を獲得し、それがチームに厚みと個性を与えてくれるだろう」と言及。新たに主将を引き継いだアルゼンチン代表FWリオネル・メッシにも期待を寄せた。

「これまでもレオはキャプテンだった。私がいなくなっても関係ないよ。強いチームで、重要な選手の補強もできたし、全てのタイトルを狙いに行くだろう」

 戦う場所はスペインから日本に変わったが、イニエスタは常にバルセロナにも気を配っているようだ。


(Football ZONE web編集部)