JR新大久保駅、大久保駅、さらに西武新宿線の西武新宿駅から徒歩圏内。2Fには同オーナーが経営するチキンの店「カンホドンチキン678」もある

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韓国料理の聖地と言われる新大久保エリア。実力派がそろうこの場所で、「コサム冷麺専門店」はその名の通り、冷麺を看板にして勝負をする店だ。“コサム”とは韓国語で“肉ではさむ”という意味。一体、どのような食べ方をするのか見てみよう。

【写真を見る】ゆったりと食事を楽しんでもらうために、広い空間を意識した作りになっている

韓国料理の激戦区で勝負する冷麺専門店

「コサム冷麺専門店」日本1号店として、16年4月にオープン。2階には同オーナーが経営する「カンホドンチキン678」という、韓国のソウルフードでもあるフライドチキンをメインにした店がある。

冷麺専門店と掲げているものの、ビビンパ、のりまきなど冷麺以外の韓国メニューも豊富。冷麺は韓国の店舗のレシピをそのまま受け継ぎ、それ以外の韓国メニューについてはオーナーが地元の味を再現した。

■ 牛骨スープの濃厚シャリシャリ氷で味わう水冷麺

「コサム冷麺専門店」の冷麺は2種類あり、なかでも夏に食べたくなるのがシャーベット状の氷が入っている「水冷麺セット」(1274円)。氷が入っていると味が薄いのでは…と思いがちだが、ベースとなっている牛骨スープごと冷やして氷にしているため味は濃厚。そこに酢と塩を加えただけのシンプルな味わいだ。

麺は韓国ではスタンダードな、サツマイモのデンプンで作られた自家製麺を使用。コシのある食感で食べ応え十分、辛さのないマイルドな味わい。そして麺を肉で包む“コサム”な食べ方ができるのが、炭火焼肉付きのセットメニューならでは。

「水冷麺セット」 辛さ度:0/パクチー度:0 ※度数は5つが最高。ライター個人の感想による

単品の冷麺メニューもあるが、“コサム”を楽しみたいならぜひセットで注文するのがおすすめだ。【東京ウォーカー】(東京ウォーカー・取材・文=酒井明子、撮影=山下陽子)