中村江里子さんの愛犬やパーティ、食生活。家族で楽しむパリ生活をちら見せ!
フランス人のシャルル・エドワード・バルトさんとの結婚を機に、生活の拠点をパリに移した中村さん。バルト家の暮らしには、日常でもイベント時でも、ちょっとした「楽しい」がいっぱい。そこに幸せのヒントが隠されていました。今回の記事では、そんな中村さんとご家族の暮らしを見せていただきます。
中村江里子さんが体現する、「ちょっとしたこと」を楽しむ暮らし
華やかなイメージとは裏腹に、「家族旅行で飛行機に乗るときは必ずエコノミークラス」だったり、中村さんの誕生日には子どもが自分のおこづかいでプレゼントを買って渡してくれたり…など、地に足ついた、幸せな毎日を過ごしている中村さん。そんなすてきな暮らしぶりを少しだけのぞいてみました。●愛犬ピュイックはみんなのアイドル
ピュイックは、バルト家の愛犬のボストンテリア。
「出張の多い夫ですが、パリにいるときには相変わらずピュイックを連れて出勤。オフィスでもスタッフのみんなにかわいがられています。ただし彼の出張中は、基本的には家で私と一緒です」
パソコンをしている中村さんの腕に頭をのせて眠っていたりするそう。
子どもたちにもピュイックは大人気。子どもたちが学校から帰ってくると、喜び勇んでピュイックが駆け出して行きます。
冬のある日、「ピュイックがいない」と子どもたちが探し回ったら、クッションを集めて基地のようにしたところに埋もれて、隙間からこちらをちらっと覗いていた、なんてこともあったそう。みんなのアイドルとして、家族を笑顔にする存在です。●体にいいものを毎日おいしく
グルメな夫・バルトさん。台所には、バルトさんが集めたいろんな種でいっぱいになった引き出しがあります。体にいいうえに歯応えがよくておいしいと、“実もの”が大のお気に入りで、自分で炒って保存しているそう。
「サラダ、ヨーグルトはもちろん、これはいけそうと思う食事に、たっぷりふりかけていただくのが彼のスタイル。子どもたちからは、鳥のごはんみたいなんて言われていますが(笑)」
ゴマ、麻の実、ケシの実、種ものなどは、ビオ(有機栽培)のものを扱うサイトからお取り寄せ。よく炒って冷ましてから袋に戻して保存しておきます。
朝のヨーグルトにも、さまざまな実ものをたっぷりと。
全部をよく混ぜてからいただきます。こうするとプレーンなままで食べるよりも、テクスチャーも味も充実した食べごたえ満点のヨーグルトに。●6月には、恒例のパーティを楽しむ
毎年6月は、友人やお世話になった方を招いてパーティを開催するのが定番です。
「パリの6月は本当に気持ちのいい季節。緯度でいうと北海道よりも北に位置しているので、日に日に日没が遅くなって、夏至の頃には夜の10時を過ぎても空がまだ明るいのです」
去年のパーティは、アパルトマンの中庭を会場に、テーブルとスタンドを配置してビュッフェのしつらえに。
「大好きな方々に気軽に楽しんでいただきたかったので、何時に来てもいいし、お友達同伴も子連れもウェルカムというオープンなスタイルに」
当日は、専属のカメラマンさんが撮影したスナップを即プリントしてゲストにプレゼント、というサービスでおもてなし。
「子どもたちがその配布役をかって出てくれました。普段なら9時には就寝していますが、この日は特別に11時までならという約束でパーティに参加。子どもたちなりに楽しんでいたようです」
思い思いに飲んで食べて、そして笑い声の絶えないすてきな夏の宵になったそう。今年のパーティは2か月後。どんな内容にするか、計画を始めているそうです。
一家の暮らしは、最新刊のパーソナルマガジン『Saison d’ Eriko セゾン・ド・エリコ【Vol.8】 中村江里子のデイリー・スタイル』(扶桑社刊)にてたっぷりと紹介されています。パリの生活をもっと知りたい方は、ぜひチェックを。
【中村江里子さん】
本名はエリコ・バルト。1969年生まれ。フジテレビのアナウンサーを経て、フリーに。2001年にシャルル・エドワード・バルト氏と結婚し、生活の拠点をパリへ。パリと東京を往復しながら、さまざまなメディアで活躍。自身のパーソナルマガジンとして8冊目となる『Saison d’ Eriko セゾン・ド・エリコ【Vol.8】 中村江里子のデイリー・スタイル』(扶桑社刊)がある。
<取材・文/ESSE編集部>