JR東日本は2018年4月3日、23年度末までに中央線快速列車と青梅線一部車両にトイレを設置する工事を行うと発表した。

23年度までにかけて工事を行い、トイレ設置が完了した車両では19年度末以降、トイレを使用できるようになる。

混雑率187%の路線にようやく

zenjiroさん撮影、Flickrより

トイレが設置されるのは、オレンジ帯でお馴染み中央快速線(E233 系通勤電車)の東京―大月区間と、中央快速線と直通運転を行う青梅線の全ての列車。

中央線と言えば、非常に混雑する路線として知られ、たとえば7時55分〜8時55分の通学・通勤時間の混雑率が187%(中野―新宿駅間、2016年度。国土交通省)に達しているほどだ。

車内にはこれまでトイレが設置されておらず、トイレに行きたくなったら一度降りるしか選択肢がなかった。

ツイッターでは、

といった反応が出ているほか、

西の方からは「トイレ設置なしだったこと」に驚く声も見られた。