宮城県塩釜市は、生マグロの水揚げ量で国内有数として知られる。

2018年3月24日、塩釜市魚市場2階に、楽しく魚を学んでもらう体験型施設「おさかなミュージアム(仮称)」がオープンした。

施設名は現時点では仮称で、市民に親しんでもらえるような名前を現在、募集している。

Jタウンネット編集部は4月2日、塩釜市水産課に話を聞いた。

パズル、タッチパネルなどで楽しく学習


おさかなミュージアム館内(塩釜市水産課提供)

ミュージアムでは、寿司店を再現したカウンター上で、タッチパネルで注文した「ネタ」の魚の情報がパネル上に表示されたり、水産マグロのクイズといった体験型学習ができる。

同課によると、ミュージアムが出来た理由は、

「これまで市民には馴染みがなかった魚市場を親しんでもらいたい」

としている。

塩釜市魚市場は、1965年に開業した、市が運営する施設。

漁船が獲ってきた魚をセリ売りする施設で、買受人といった漁業関係者出入りが多い場所だった。

しかし、老朽化と東日本大震災で浸水被害に遭ったこともあり、17年10月に建て替えて再オープン。

同時に刺身定食や海鮮丼が食べられるレストランやお土産コーナーができた。

ミュージアムの名称は3日現在、「実際に見てもらいたい」との理由で、館内でのみ応募を受け付けているが、今後はネット応募も予定されている。

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などといった反応が出ている。