【MLB】大谷翔平の“デビュー”、米メディアの見方は…「刺激的で不安定」「苦しむ」
オープン戦初登板は1被弾含む2失点「デビュー戦の結果はまちまち」
エンゼルスの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、オープン戦のブルワーズ戦で実戦デビューを飾った。初回に味方中堅手が打球を見失う不運や自身の暴投などで1点を失うと、2回には昨季20本塁打のキーオン・ブロクストンにソロ本塁打を被弾。マイク・ソーシア監督は「初登板としてはよかった」と評価したものの、地元メディアは制球に苦しんだことなどを指摘している。
MLB公式サイトは「オオタニはスプリングトレーニングのデビュー戦で刺激的で不安定」とのタイトルで速報。「エンゼルスはまだ、いつオオタニが打線でデビューするのかを発表していないが、ソーシアは『来週序盤』になるだろうと語っている。登板翌日は打席に立たないため、早くとも月曜日のパドレス戦になるだろう」と、次の“目玉”である打者デビューのタイミングについて言及している。
また、米紙「ニューヨーク・ポスト」は「ショウヘイ・オオタニがスプリングトレーニングのマウンドデビューで本塁打を許す」とのタイトルで伝え、米メディア「スポーティング・ニュース」は「ショウヘイ・オオタニのMLBデビュー戦の結果はまちまち」と報じた。
カナダの地元テレビ局「スポーツネット・カナダ」は「ショウヘイ・オオタニがエンゼルスでの先発初登板で苦しむ」との見出しで記事を掲載。米ケーブルテレビ局「ESPN」は「ショウヘイ・オオタニはエンゼルスデビュー戦でコントロールに苦しむ」と伝えた。
大きな注目が集まったデビュー戦は、「まちまち」の評価が多かった。まずは第一歩を踏み出したが、今後、結果で米メディアから称賛の嵐を引き出せるだろうか。(Full-Count編集部)