ゼルダの伝説シリーズの青沼プロデューサーが新作ゼルダを開発中であることを明かす
2017年の日本ゲーム大賞やCEDEC AWARDS、The Game AwardsのGame of The Yearなど国内外のゲーム賞を受賞しまくった「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」。その総合プロデューサーを務めた青沼英二氏が、ブレス オブ ザ ワイルドに続く新作ゼルダの開発に既に取りかかっていることを明かしています。
ゲーム関連メディアのSource Gamingは、公式Twitter上で「青沼プロデューサーが次のゼルダシリーズの開発が既に始まっていることを認めた」とツイート。
Aonuma confirms that work on the next Zelda has already begun. --@PushDustIn— Source Gaming (@AllSourceGaming) 2017年12月18日
同じくゲーム関連メディアのGameSpotは、ムービー形式で新作ゼルダの開発がスタートしていることを報じています。
GS News Update: The Next Zelda Game Is Already In Development - GS News Updates - GameSpot
Source Gamingによると、ブレス オブ ザ ワイルドも「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」のリリース直後から開発がスタートしていたとのこと。なお、スカイウォードソードは2011年11月23日に発売されたゲームであり、ブレス オブ ザ ワイルドは2017年3月3日に発売されました。
(For reference, Breath of the Wild started right after Skyward Sword) --@PushDustIn— Source Gaming (@AllSourceGaming) December 18, 2017
・おまけ
なお、Source Gamingは「新作ゼルダが開発中である」というツイートを、ブレス オブ ザ ワイルドのコンセプトアートを紹介するツイートと一緒に公開しており、コンセプトアートが情報元であると思われます。一連のツイートではブレス オブ ザ ワイルドに登場したキャラクターたちの初期構想やデザインなども見られるようになっており、もしかすると次期ゼルダでこれらのアイデアが採用される可能性もあります。
初期案ではリト族は足で弓矢を扱う予定だったそうです。
In an early draft the Rito can be seen using a bow with their legs.— Source Gaming (@AllSourceGaming) December 18, 2017
写真のピントがうまく合っていなくてわかりづらいですが、メカニックコッコに乗ったリンク。写真の中央下部にコッコの頭部があります。
The best image yet: Link riding a Cucco.
-@PushDustIn pic.twitter.com/HA4Fh728Q0— Source Gaming (@AllSourceGaming) December 18, 2017
リンクが使うタブレット型の万能マシン「シーカーストーン」のコードネームは「コンダクター(指揮者)」で、いくつかの使われなかったアイデアもあるそうです。そのひとつがドローンのようにシーカーストーンを飛ばす機能で、他にもシリーズで度々登場する「フックショット」のような機能も想定されていた模様。
Sheikah Slate was code named "Conductor" and had several unused ideas. Such as being able to deploy a dragonfly like drone, using the Slate to open walls, and hanging the Slate on walls. Also limited energy/ power was considered with refills done by cartridges. -@PushDustIn— Source Gaming (@AllSourceGaming) December 18, 2017
さらに、ゲーム序盤ではリンクにとって恐怖の存在以外の何物でもない「ガーディアン」のデザイン案も。
These early designs for the Guardians are straight up Wellsian, I love it. -@PushDustIn pic.twitter.com/p0H58PAPpA— Source Gaming (@AllSourceGaming) December 18, 2017
ブレス オブ ザ ワイルドの本編で登場することはなかったコキリ族ですが、構想段階では以下のようにイメージされていたとのこと。リト族のリーバルの代わりの四英傑としてコキリ族の英傑が準備されており、使用する武器はムチが想定されていたようです。また、その隣にいるのはゲルド族の英傑の初期デザインで、武器としてはフックショット的なモノがイメージされています。
In the early planning stages, the Kokiri tribe (resembling OoT form) would have had a Champion. Eventually the Rito replaced them. Their Champion would have had a whip. Next to him is an early draft of a Gerudo with a hookshot. --@PushDustIn https://t.co/o1A0DEHjfB pic.twitter.com/ZI5wvUA8Ib— Source Gaming (@AllSourceGaming) December 18, 2017
また、マスターソードが刺さっている台座の周りに存在する石はゲーム中に登場するそれぞれの部族を表しており、例えば大きな石はゴロン族を表しているとのこと。
According to concept art, the stones around the Master Sword actually represent the various tribes. For example the fat stone is the Goron stone and the small one is the Kokiri.— Source Gaming (@AllSourceGaming) December 18, 2017
四英傑の一人であるリーバルの初期デザイン。ヴァイオリン型の弓矢を持っており、さすらいの旅人的な雰囲気満載です。
Early draft of Revali looks like a gun slinger. -@PushDustIn pic.twitter.com/b1Q7O1GMDy— Source Gaming (@AllSourceGaming) December 18, 2017
ゴロン族の検討稿では、総鉄製のサングラスにリーゼント、出っ歯とかなりファンキーなデザインが挙げられています。
Early designs for Gorons include sunglasses and hair that lights up. I really want the sunglasses Goron as a emoticon. --@PushDustIn pic.twitter.com/GsdjknAHmh— Source Gaming (@AllSourceGaming) December 18, 2017
こちらはゾーラ族の検討稿。カートゥーンアニメで登場しそうな見た目です。
Some early concept art for Zora's are more "traditional". --@PushDustIn pic.twitter.com/Pqdn1vkB81— Source Gaming (@AllSourceGaming) December 18, 2017