XFN-ASIAによると、中国の商用車メーカー大手の北汽福田汽車は、中期経営計画を発表し、その中で、乗用車分野に進出することに加え、今後5年以内に中国製トラックを日本と韓国に輸出する計画を明らかにした。日本や韓国では中国より厳しい排ガス・騒音規制があるため、同社ではそれらの基準に適合させるため、すでに改良を始めているという。

　　中国政府が2006年から開始する第11次5カ年計画に沿ったもので、途上国市場を飛び越え、一気に先進国市場への参入を目指す。同社の国内シェアはトラック市場が17％、小型トラック市場では33％を占めている。　【了】