XFN-ASIAによると、中国国務院（日本の内閣に相当）は、証券会社の破綻から投資家の資産を保護することを目的とした証券投資者保護基金を設立する模様だ。基金の規模は63億元（約860億円）。国営経済紙、上海証券報が8日付で報じた。それによると、8月30日に設立された基金の運営会社がスタッフの募集を始めており、運営会社の幹部8人は、中国人民銀行（中銀）や中国証券監督管理委員会、財務省、上海証券取引所、中国国債登記決算有限責任公司（証券決済保管振替機関）から選任されるとしている。また、必要に応じて、同社が債券を発行して、中国人民銀行から最高100億元（約1360億円）を借りることかできるとしている。　【了】