10月の「ソウル国際航空宇宙・防衛産業展示会(ADEX)」で公開されたB1B(資料写真)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】米軍のB1B戦略爆撃機2機が2日午後、朝鮮半島上空に飛来し、空対地ミサイルの模擬発射訓練を実施した。

 韓国軍筋が3日、「B1B2機が昨日午後、朝鮮半島上空に出撃し、江原道の射撃場で模擬の空対地爆撃訓練を行った。訓練を終えると、韓国の内陸を経て黄海上へと抜けていった」と明らかにした。

 韓国空軍の戦闘機KF16も出動し援護したようだ。

 一方、北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、「わが共和国を核で圧殺しようとする米帝(米国)の狂乱した威嚇、恐喝策動は10月に続き11月も続いている」としながら、前日のB1Bの朝鮮半島展開を「われわれを狙った奇襲核打撃訓練」と非難した。さらに「米帝が核戦略資産(兵器)を立て続けに押し込みわれわれの前進を妨げようと最後のあがきをするが、それに驚くわが軍隊と人民ではない。やたらと軽挙妄動をすべきではない」と警告した。

 米戦略爆撃機に関する中央通信の報道は米空軍の発表より早く報じられた。