XFN-ASIAによると、インドネシアの石油・天然ガス大手PTメドコ・インターナショナルは7日、米南部メキシコ湾岸を襲った大型ハリケーン「カトリーナ」による被害のため、同社がルイジアナ州で操業しているメインパスの石油・天然ガス採掘基地での生産を停止しているが、再開には数週間かかるとの見通しを明らかにした。

　　生産停止について、PTメドコでは「生産プラットフォームと施設の上部が軽度から中度の被害を受けたため」としている。メインパス基地の平均生産量（日量）は、原油が300バレル、天然ガスが40万立方フィートで、PTメドコの2005年上半期の生産量の約0.5％を占める。同社は、基地の点検には数日かかる見込みで、生産は数週間以内に再開するとしている。【了】