文字が流れるだけにもかかわらず、再生回数は120万回を突破(9月28日、AbemaTV公式YouTubeチャンネルより)

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《ユーチューバー草なぎ剛 2017 11・2 Debut!》

 9月23日にYouTubeで公開された、たった10秒間の動画が、4日間で120万回再生を突破した。その10秒間は、真っ黒な背景に白い文字で、冒頭のような言葉が映し出されている。

「稲垣さんがブログ、香取さんがインスタグラム、そして草なぎさんがYouTubeと、SNSをスタートさせることになりました。なかでも、草なぎさんが『ユーチューバー』になるということに大きな反響がありました」(スポーツ紙記者)

『ユーチューバー』とは、制作した動画をYouTube上で公開する人物や団体。主に広告収入で生計を立てている人のことを指す。

「'07年に人気の動画配信元にYouTubeが声をかけて、広告掲載を条件に利益を得られるようになりました。世界的歌手のジャスティン・ビーバーも、元はユーチューバーだったんです。日本人では、はじめしゃちょーさんやHIKAKINさんが有名。日本人で広告収入のみで生計を立てている人は、数十人程度といわれています」(メディアライター)

 草なぎほどの認知度がある人物なら、広告収入もすごいことになるのでは……? 広告が入ると、収入がどれほどになるか、試算してみると─。

「YouTubeの広告の形態もさまざま。一概には言えないのですが、一般的な指標として、1回再生されるごとに0・1円、1万回再生で1000円の計算になります。草なぎさんの場合、公開から4日間で120万回再生なので、4日間で12万円を稼いだ計算になります。たった10秒で本人も映っていないのに、すごいですよね」(YouTubeに詳しいIT関係者)

 軌道に乗るまでは、初期投資が意外とかかるそう。

「動画を作るには、企画力や編集力も必要になります。ただ、撮影したものを垂れ流すだけでは面白くないですからね。そのために、外部の人にお願いすることも。一気にたくさん動画をアップするのは難しいと思います。

 草なぎさんはご本人というキャラがすでにあるので、いい企画を出してくれる人や、編集が上手な人に出会えば再生数を重ねることができるはずです」(前出・IT関係者)

 億万ユーチューバーも夢じゃない!