【金銭感覚】夫がイラっとする「妻のお金の使い方」とは?夫婦のズレ解決策

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夫婦の「金銭感覚のズレ」は、離婚にも発展すると言われているほど大切なものです。

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夫にとっては必要であり有効な使い方をしていると思っていることが、妻から見ればそれは無駄であり、イラっとすることもあるものです。また、逆に妻のお金の使い方にイラっとしている夫も少なくありません。

無駄か無駄でないかは、人の価値観にもよりますし、各家庭の考え方にもよりますから一概に「これは無駄です」と断言できるものはありませんが、日頃夫は妻の何を無駄だと思い、妻は夫の何が無駄だと思っているのでしょうか。アンケート結果を元にその内容をお伝えします。

また、妻たちは夫へのイライラを解消するためにどう対処しているのでしょうか、妻たちに聞いてみました。

夫は妻の「○○の仕方」、妻は夫の「趣味や飲み代」が不満?

では具体的にどれくらいの人が配偶者のお金の使い方に不満を持っているのでしょうか。

SUUMOジャーナルは、「夫婦の暮らし方に関するアンケート」の中で全国20~69歳の男女300人を対象に、配偶者のお金の使い方について聞いた結果、2人に1人が不満を抱えていることが分かりました。

そして、不満に思っている人に対し、どんなことが不満なのかについて聞いた結果は下記の通りです。

配偶者のお金の使い方に関して、イライラすることはありますか?

・よくある 12.0%
・ときどきある 15.7%
・たまにある 20.3%

SUUMOジャーナル「夫婦の暮らし方に関するアンケート」

どんなことにイライラしていますか?

<夫>

・必要以上の買い物をする(37歳)
・子どもの物を、何でも良い物を買い与え過ぎる(40歳)
・節約の意識が足りない(42歳)
・無駄遣いが多い(47歳)
・着ない服や靴がたくさんあると思う(56歳)

<妻>

・飲み会が多く、貯金があまりできない(27歳)
・お金のことになると細かい(30歳)
・スーパーなら安いのに、コンビニでジュースやお菓子やカップ麺を買ってくる(30歳)
・フィギュアなどを大量に買っている(42歳)
・ゴルフにお金を使いすぎる(45歳)

SUUMOジャーナル「夫婦の暮らし方に関するアンケート」

夫のお金の使い方に対し妻が無駄だと思っていることは予想通り「趣味や飲み代」です。

夫の趣味が競馬やパチンコであればそれは無駄としか思えないのは分かる気がしますし、飲み会があまりにも頻繁であれば、そんなに必要なものかと不満を抱いても仕方ありません。

また女性は家計のために日頃から1円でも安いスーパーやディスカウントストアに行って買う意識が高いため、「同じものでも高いお店で買う」という意見に共感する妻は多いですね。

しかし夫は、安いスーパーへ行くことに時間を使うよりも、近くのコンビニで済ませ、少しでも早く帰り家族とのコミュニケーションが取れればその方が有意義だと思っているかもしれませんし、少しでも早く帰り体を休めた方が仕事への影響も少ないと感じているのかもしれません。

そして、妻のお金の使い方に対し夫が抱えている不満は「必要以上に買い物をする」や「節約の意識が足りない」「無駄遣いが多い」という「買い物の仕方」に対してが多数でした。

少しでも安く買うために日々頑張っているつもりでも、頻繁に買ったり、大量に買ったりしていては、無駄だと思われても仕方ありません。

「着ない服や靴がたくさんあると思う」という夫の意見にも代表されるように、女性は洋服や靴が大好きで、同じようなものを何度でも買い、買って満足してそのまま放置ということは少なくありませんから、注意したいですね。

夫の金銭感覚への苛立ち、妻たちはどう対処した?

お互いの金銭感覚の違いから、夫のお金の使い方にイラッとしている妻はどのように対処しているのでしょうか。

小遣いでやっている分は大目に見る

小遣いのほとんどを飲み代に使っている夫にイライラし、いちいち口出ししていましたが、小遣いくらいは自由に使わせてあげようと思い、大目に見るようになってから夫婦関係もうまくいくようになったと話すのは東京都在住、41歳専業主婦のSさん。

飲んでばっかりいて小遣いが足りないと言い出したら文句を言いますが、今のところそれはなく、小遣いの範囲内できちんとやりくりをしているため、夫が何に使おうと目をつぶっていると言います。

Sさんは、家計も夫婦関係も夫の仕事もうまくいくコツは、「小遣いは自由に使わせる」ことにあると気づいたそうです。

将来について夫婦で話し合う

12歳になる息子が動物好きで将来は獣医さんになりたいという、明確な目標を口にするようになるまで、夫婦で将来のお金のことで話し合うことはありませんでした。

しかしさすがに子どもにかかるお金のことなので、真剣に夫と話し合いました、と話すのは、小遣いどころかカードキャッシングまでしてパチンコをしていたという夫を持つ東京都在住、38歳パート主婦のMさん。

子どもにかかるお金が具体化されると、親としての責任を自覚したせいか、夫はこれまでのお金の使い方を見直すようになったそうです。カードキャッシングは論外ですが、子どもの将来のために夫は趣味のパチンコを止め、ゲームセンターで我慢するなど節約志向になったとMさんは言います。

妻がどれだけ節約を意識した行動をしていても、夫がそれに反する行動をしていては貯まるはずがありません。お金の話は夫婦であってもあまり気が進む話ではありませんが、きちんと話し合い、お互いが同じ志でなければ貯められませんし、お互いがイライラするだけです。話し合いは大切ですと、Mさんは言います。

ファイナンシャルプランナーに相談した

夫の浪費癖は何を言っても治らないと思ったので、思い切ってお金の専門家であるファイナンシャルプランナーに夫婦で相談に行きました、と話すのは東京都在住、36歳専業主婦のDさん。

近所の商店街にある保険の窓口にフラッと相談に立ち寄った際、親身に相談に乗ってくださったファイナンシャルプランナーさんに「夫に問題がありますから、今度連れてきてください」と言われたのを機に、一緒に相談に行ったそうです。

そこで言われたことは「このままでは、子どもの教育費、老後資金においてピンチ」だということですが、厳しい現実を叩きつけられたことに目覚めたのか、それ以降は節約志向になったとDさんは言います。

お金のプロが言う言葉が夫には身に染みたようで、思い切って行動して良かったようです。Dさんのように、夫婦できちんと話し合いが出来ない場合は、ファイナンシャルプランナーなどの第3者の力を借りるのも良いですね。

長年培ってきたお金の使い方はある意味習慣であり、癖でもあります。それを変えることはとても難しいことですが、意識し行動することは努力によって出来るものです。

配偶者のお金の使い方の不満が夫婦の溝を作ってしまわないよう、金銭感覚だけは同じでありたいものですね。

<参照>SUUMOジャーナル「夫婦の暮らし方に関するアンケート」