@AUTOCAR

写真拡大 (全6枚)

次期フォーカス 5ドアのみ その理由は?

次世代型フォード・フォーカスが、生産化仕様でテストを続けている。

インテリアも部分的には完成の域に達しているこの車両から、2019年に発売される新型を予想してみよう。


新しいフォーカスは、2018年前半にプレミアされ、2019年から販売すると言われている。互換性が高いグローバル展開用Cクラスプラットフォームを採用する次世代型は、世界的な潮流に従って5ドアボディのみが生産される見込みだ。


フォードヨーロッパのジム・ファーリー社長は、市場ではファミリーカーからSUVへのスイッチが進んでおり、開発への投資もSUVへシフトしていると語っており、そのことが5ドア一本化を後押ししたようだ。
 

次世代型フォーカス パワートレイン予想

ボディサイズは、現行モデルとほぼ同じになるが、レッグスペース、とりわけ後席の足もとを拡大するために50mmほどホイールベースを拡大する。また、およそ50kgのダイエットが行われると予想される。


予想パワートレインは、

1.0ℓエコブースト3気筒ガソリン(100ps、125ps、140psの3種)
1.5ℓ4気筒ユニット(STライン)
2.0ℓ4気筒ユニット(ST)
1.5ℓTDCiディーゼル
2.0ℓディーゼル(STパフォーマンス用か)

と考えられる。


ギアボックスについては、フォードはアメリカで9速/10速のオートマティックをリリースしているが、ヨーロッパフォードはしばらくの間は、6速パワーシフトツインクラッチに頼ることになりそうだ。