懸命にポスト役をこなした岡崎は、得意のヘッドで待望の代表通算50ゴール目をゲット。訪れたチャンスを確実にモノにした。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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[W杯アジア最終予選7節]日本 4-0 タイ/3月28日/埼玉
 
 攻撃の奥行きをもたらす大迫の正確かつ力強いポストプレーは、今のハリルジャパンにはなくてはならない武器だ。
 
 その前線の基準点の負傷離脱を受け、CFを託されたのが岡崎だった。
 
「サコ(大迫)のプレーがチームの重要な部分になっている」と認める背番号9は、ピッチに立つと、自らも身体を張って懸命にポスト役を試みる。
 
 大迫ほどの安定感はなかったが、それでも、ボールを収めようと必死にプレーする。そんな岡崎の姿からは、悲壮な覚悟と揺るぎない矜持が垣間見えた。
 
 また、ただガムシャラにキープしようとするだけでなく、近くにいる味方に簡単にダイレクトで落として、攻撃のテンポアップを図る。
 
 大迫とはまた違うスタイルで、岡崎はCFのレギュラー争いに挑むつもりだ。

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